2020年12月19日(土) 17:30
残り1枠のACL出場権はウノゼロ勝利の名古屋が獲得! 得点王には32戦28発のオルンガ(柏)が輝く【サマリー:明治安田J1 第34節】
明治安田生命J1リーグは19日に今季の最終節が行われ、残り1枠となっていた来季のACL出場権は名古屋が手にした。
勝てば3位が決まる名古屋は、ホームで広島と対戦。スコアレスで迎えた86分に前田 直輝が値千金の決勝ゴールを奪い、1-0で勝利を収めた。勝点を63に伸ばした名古屋は3位の座を守り、来季のACL出場を決めた。
逆転での3位浮上を狙った5位の鹿島と4位のC大阪の直接対決は、83分にアウェイのC大阪が松田 陸のゴールで先制するも、90分に鹿島はエヴェラウドのゴールで追いつき、1-1の痛み分けに終わった。
アウェイで柏と対戦した川崎Fは、2点を先行される苦しい展開も、48分に家長 昭博が1点を返すと、55分にレアンドロ ダミアンが同点ゴールをマーク。さらに81分には再び家長が決めて、3-2と逆転勝利を収めた。なおこの試合で柏のオルンガが今季28点目となるゴール決め、得点王に輝いている。
ACL出場チーム同士の対戦となったFC東京vs神戸は、85分にジョアン オマリにゴールが生まれ、1-0でホームチームが勝利した。横浜FCと横浜FMのダービーマッチは、志知 孝明のゴールなどで3点を奪った横浜FCが、3-1と快勝を収めた。なおこの試合では終了間際に三浦 知良がピッチに立ち、自身が持つJ1最年長出場記録を更新している。
アウェイで浦和と対戦した札幌は駒井 善成と田中 駿汰のゴールで、2-0と快勝。鳥栖は1点ビハインドで迎えた82分に林 大地のゴールで追いつき、2-2で大分と引き分けている。
仙台と湘南の一戦は、両者決め手を欠きスコアレスドローで終了。アウェイでG大阪と対戦した清水は、川本 梨誉と金子 翔太のゴールで2-0と勝利した。この結果、勝点を28に伸ばした清水が16位に浮上。湘南が今季の最下位となった。
■試合データ
仙台vs湘南
鹿島vsC大阪
浦和vs札幌
柏vs川崎F
FC東京vs神戸
横浜FCvs横浜FM
名古屋vs広島
G大阪vs清水
鳥栖vs大分