AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は10日に準々決勝が行われ、水原三星(韓国)を下した神戸が、準決勝に駒を進めた。
神戸は開始7分に先制点を奪われるも、34分にディフェンスラインの裏に抜け出した西 大伍が倒されてしまう。VAR判定によって相手DFが退場となると、このプレーで得たFKを古橋 亨梧が直接ゴールに蹴り込み、同点に追いつくことに成功した。
後半は数的優位を手にした神戸が押し込む展開となったが、相手の粘り強い守備を崩せずに、勝ち越しゴール奪えない。試合は1-1のまま延長戦に突入したが、ここでも神戸はゴールを決められず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。
PK戦でも5人ずつが決めて、決着がつかず。しかし先行の水原三星の7人目のキッカーが枠を外したのに対し、後攻の神戸は藤本 憲明が確実に決めて、7-6とモノにした。激戦を制した神戸は初出場のACLでベスト4に進出。13日に行われる準決勝では、北京国安(中国)を下した蔚山現代(韓国)と対戦する。
■試合データ
神戸vs水原三星