ヴァンラーレ八戸は1日、DF河津 良一が今季限りで現役を引退することを発表しました。
河津は2015年にジェフユナイテッド千葉に加入し、その後、アスルクラロ沼津、グルージャ盛岡を経て、2019年より八戸に在籍していました。
J3リーグでは通算4シーズンプレーし、41試合・2得点を記録しました(2020年12月1日現在)。
クラブを通じて河津は次のようにコメントしています。
「今シーズン限りで現役を引退することに決断しました。10月21日に負傷してご心配をおかけした全ての皆様、そしてカターレ富山の関係者の皆様、選手、スタッフの皆様に僕自身100パーセント前を向いてることをこの場をお借りしてお伝えさせて頂きたいです。5歳からサッカーを始めて23年間。プロになって6年間。大学サッカーを終えた自分にプロサッカー選手としてのオファーはありませんでした。この世界でプレーするチャンスを頂いたジェフユナイテッド市原・千葉を初め、アスルクラロ沼津、グルージャ盛岡、ヴァンラーレ八戸の4クラブでプレーさせて頂きました。
振り返ると沢山の人の顔が浮かんできます。サッカーを通して多くの人と出逢い、繋がり、支えられ、助けられながら選手としてプレーすることが出来ました。自分自身に関わってくれた全ての人に心から感謝しています。ボール一つで繋がった数え切れないほどのご縁は生涯の財産です。どんな状況でも自分を信じて諦めず前進し続ければ物事が好転する。そう思える瞬間が何度もありました。酸いも甘いも多くの経験をする中で、起こる出来事全てに意味があったと感じます。サッカーで培った力は今後の人生で必ず活きてくると確信しています。皆さんから頂いた恩は次のステージで更に活躍した姿を見せることでお返ししたいと思います。いつの日かサッカー界に、社会に貢献できる人間になれるようにこれからも走り続けます。今シーズン残り4試合。最後まで全力で戦うチームのご声援を宜しくお願い致します。またピッチで会いましょう!」