東京ヴェルディは20日、FWレアンドロが現役を引退することを発表しました。またクラブと本人の双方合意の上で契約を解除することが決定し、21日にブラジルへ帰国する予定となっています。
レアンドロは2005年に来日し、大宮アルディージャに加入。その後、モンテディオ山形、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、柏レイソルなどでプレー。東京Vには2018年途中より在籍していました。
日本では通算14年間プレーし、J1リーグ通算188試合・87得点、J2リーグ通算93試合・44得点を記録。また2009年にはG大阪でACL得点王を獲得し、2016年には神戸でJ1得点王に輝いています。
クラブを通じてレアンドロは次のようにコメントしています。
「2005年に日本に来てから今日に至るまで、私のことを応援してくれた全てのサポーター、私のことを支えてくれた皆さんへ。残念ながら、今年は様々な要因から、ピッチ内でチームを助けることができませんでした。それでもヴェルディがJ1に昇格できるように応援しています。
サッカー選手のキャリアを終えるのは、自分にとっても、つらい瞬間です。けれども、日本で過ごした日々は、良いことばかりでした。喜びに満ち溢れ、時には悲しみを味わいました。それも人生の一部だと思っていますし、日本の皆さんには、感謝しかありません。15年前に日本に来て、今では幸せを感じながら前を向いてブラジルに帰ることができます。
日本ではたくさんのことを学び、日本のサッカーを信じてたくさんのことをしてきました。大宮アルディージャ、モンテディオ山形、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、柏レイソル、そして東京ヴェルディ。全てのサポーターの皆さん、そして、ともに過ごしてくれた全ての皆さんに感謝しています。日本にいられてとても幸せでした。皆さんが愛情をもって私のことを覚えていてくれることを願っています。本当にありがとうございました」