明治安田生命J1リーグは21日に第28節の6試合が行われ、川崎Fが大分に敗れ、優勝が持ち越しとなった。
勝てば優勝が決まる川崎Fはアウェイで大分と対戦。しかし、34分に谷口 彰悟がエリア内で野村 直輝を倒し、1発退場となると、このPKを野村に決められて、先制点を許した。数的不利に陥った川崎Fはその後に反撃を仕掛けたもののゴールは遠く、0-1で敗戦。勝点を伸ばせずに、優勝を決められなかった。それでも3位のG大阪が明日の試合で浦和に勝利できなかった場合、川崎Fの優勝が決定する。
ホームに湘南を迎えた名古屋は、11分にマテウスのゴールで先制すると、17分に同点とされたものの、51分に阿部 浩之が勝ち越しゴールをマーク。さらに56分にもガブリエル シャビエルが加点し、3-1と快勝。2連勝で暫定2位に浮上した。
鹿島はエヴェラウド、ファン アラーノ、上田 綺世のゴールで、3-1と仙台に快勝。広島は24分に生まれたレアンドロ ペレイラのゴールを守り抜き、1-0でC大阪を下している。ホームで清水と対戦した札幌は、アンデルソン ロペスの2ゴールなどで5-1と大勝した。
新型コロナウイルスの影響で活動休止となっていた柏は、10月31日以来の試合に臨んだ。ホームに鳥栖を迎えた一戦は、53分に先制点を許すと、66分にも失点。終盤に猛攻を仕掛け87分にオルンガが1点を返したものの、一歩及ばず1-2で敗れている。
■試合データ
札幌vs清水
大分vs川崎F
仙台vs鹿島
柏vs鳥栖
C大阪vs広島
名古屋vs湘南