明治安田生命J1リーグは3日に第26節の6試合が行われ、川崎Fが札幌に敗れ、連勝記録が12試合でストップした。
ホームで札幌と対戦した川崎Fは、スコアレスで迎えた62分に先制されると、その3分後にも荒野 拓馬に決められ2点のビハインドを負った。その後の反撃も及ばず0-2で敗れた川崎Fは今季2敗目を喫し、連勝記録を伸ばすことができなかった。
上位対決となった“大阪ダービー”は、32分に井手口 陽介のゴールでアウェイのG大阪が先制するも、その2分後に豊川 雄太のゴールでC大阪が追いつき、1-1の痛み分けに終わった。アウェイで鳥栖と対戦した名古屋は、チャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローとなった。
ホームに浦和を迎えた広島は、開始3分に興梠 慎三にゴールを許したが、76分にレアンドロ ペレイラのゴールで追いつき、1-1で引き分けた。監督交代の清水は、先制点を奪われたが、60分にヴァウドのゴールで追いつくと、75分にエウシーニョが逆転ゴールをマーク。さらに87分には金井 貢史が加点し、神戸に3-1と逆転勝利を収めた。清水は平岡 宏章監督の初陣を白星で飾り、8試合ぶりに勝点3を手にしている。
アウェイで横浜FCと対戦した大分は、2点を先行される苦しい展開も、44分に島川 俊郎のゴールで1点差に迫ると、88分に知念 慶が同点ゴールをマーク。さらに90+3分に田中 達也が値千金の決勝ゴールをマーク。劇的な展開で逆転勝利を収めている。なお、仙台と柏の一戦は、柏側に新型コロナウイルスの陽性判定者が出た影響から、試合前に中止となっている。
またこの日は、第31節の横浜FMvs鹿島が前倒しで開催された。試合はホームの横浜FMが、水沼 宏太とエリキのゴールで2点のリードを奪ったが、そこから鹿島が怒涛の反撃を展開。39分に上田 綺世のゴールで1点差に詰め寄ると、78分にエヴェラウドが同点ゴールをマーク。さらに84分には遠藤 康が決めて、3-2と鮮やかな逆転勝利を収めている。
■試合データ
鳥栖vs名古屋
川崎Fvs札幌
C大阪vsG大阪
清水vs神戸
横浜FCvs大分
広島vs浦和
横浜FMvs鹿島