明治安田生命J2リーグは28日に第18節の10試合が行われ、首位の大宮と2位の金沢が揃って敗れる波乱が起きた。
東京Vをホームに迎えた大宮は、28分に先制を許すと、61分にも失点。攻撃もいいところなく、シュートわずか6本で0-2と完封負けを喫した。連勝は5で止まり、今季ホームでの初黒星となった。
金沢は開始3分に先制しながら、大黒 将志に2点を許すなど前半のうちに3失点。京都に1-3と逆転負けを喫した。
その金沢をかわして2位に浮上したのは磐田。アダイウトンの2ゴールで2-0と愛媛に快勝。勝点39とし、大宮に4ポイント差に迫っている。
その他の上位陣では、千葉は徳島に1-2と逆転負け。アウェイで長崎と対戦した福岡はスコアレスドローに終わった。代わって浮上したのはC大阪。パブロの2ゴールなどで栃木に3-0と快勝を収め、一気に4位へと順位を上げている。
今節最大のトピックとなったのは、横浜FCの三浦 知良。アウェイの水戸戦で4月26日の徳島戦以来のメンバー入りを果たすと、78分から途中出場。0-0で迎えた90+4分に決勝ゴールを奪った。今季3点目で、自身の持つJリーグ最年長得点記録を更新(48歳4か月2日)。横浜FCに貴重な勝点3をもたらしている。
岐阜と群馬の一戦は、両者譲らず1-1の引き分けに。岡山は北九州との撃ち合いを3-2で制した。讃岐は後半立ち上がりに生まれた木島 良輔のゴールを守り抜き、1-0で熊本に勝利。5試合ぶりに勝点3を手にしている。
なお、札幌と大分の一戦は明日29日に札幌ドームで開催される。