報道関係の皆様のご協力によりグループステージから準決勝まで実施してまいりました、2020JリーグYBCルヴァンカップ「ニューヒーロー賞」の投票をもとに選考委員会において協議した結果、2020JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞は、瀬古歩夢 選手(セレッソ大阪)に決定いたしました。
ルヴァンカップにおいてグループステージ3試合とプライムステージ1試合、所属クラブ出場試合すべてに出場し、同大会4試合1失点というチームの堅守を支えるストッパーとして活躍。リーグ戦でも出場した試合はフル出場し、8月以降は全試合出場するなど、大会を通じて成長するというニューヒーロー賞にふさわしい活躍を見せたことが評価されました。
同選手には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈呈されます。
【2020JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞】
瀬古 歩夢 Ayumu SEKO
セレッソ大阪 DF 背番号15(ホームグロウン)
●生年月日
2000/6/7(20歳)
●身長/体重
183cm/72kg
●出生地
大阪府
●前所属
セレッソ大阪U-18
●2020JリーグYBCルヴァンカップ出場記録
4試合(270分)
●2020明治安田生命J1リーグ出場記録
20試合(1,769分)1得点
●Jリーグ通算出場記録
リーグカップ戦 13試合0得点
明治安田生命J1リーグ 33試合2得点
明治安田生命J3リーグ 35試合1得点
※明治安田生命J1リーグ 第25節 10/30(土)終了時点
■ニューヒーロー賞受賞 瀬古 歩夢選手コメント
「ルヴァンカップのニューヒーロー賞に選出していただき、とても光栄です。ルヴァンカップはもうすでに敗退してしまって残念ですが、リーグ戦ではもっともっと活躍して、チームのために全力で戦っていきたいと思っています。これからは、Jリーグを盛り上げ、そして、世界に羽ばたいていける選手になれるよう頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。」
■ニューヒーロー賞選出の経緯
今シーズンのJリーグYBCルヴァンカップは、新型コロナウイルスの影響で大きく大会方式を大きく変更し、21歳以下の選手を先発に含めるというルールをグループステージ第2節以降から撤廃。例年とは大きく環境の異なる中での選考となりました。
その中で印象的な活躍を見せたのがグループステージ、準々決勝とチームが出場する全試合に出場し、ニューヒーロー賞対象選手の中で最多出場時間を誇ったセレッソ大阪の瀬古 歩夢選手(DF)でした。
瀬古選手は、今シーズンの開幕戦であるルヴァンカップグループステージ第1節からフル出場。リーグ戦中断明けの7月は6試合中2試合出場にとどまりましたが、8月になると週末のリーグ戦、水曜日のルヴァンカップという過密日程の中、ストッパーとして無失点に抑える活躍で準々決勝進出を後押し、堅守セレッソの守備の担い手としての存在を印象付けました。
惜しくも大会ベスト4には届きませんでしたが、その後もリーグ戦でフル出場を続け、ルヴァンカップの活躍が認められてチームの要として成長する様子と、高さ、強さ、足元の確実さといったDFとしてのポテンシャルの高さ、将来への期待が受賞にふさわしいと評価され、今シーズンのニューヒーロー賞に決定されました。
また、今シーズンはルール変更後もグループステージに出場する全クラブが、ほぼ全試合で21歳以下の選手を先発で起用。瀬古選手の他にも、グループステージ全試合に出場し、リーグ戦でも活躍の場を広げた話題の高卒ルーキー、鹿島アントラーズの荒木 遼太郎選手、グループステージから準決勝まで全試合に出場した川崎フロンターレの宮代 大聖選手、2試合にフル出場しチームの準々決勝進出に貢献した名古屋グランパス 成瀬 竣平選手などにも評価が集まりました。
【2020JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞 表彰概要】
■実施概要
●対象選手
・当該シーズンの12月31日において満年齢21歳以下の選手
・第2種トップ可登録選手およびJFA・J リーグ特別指定選手も対象
※ただし、過去に同賞を受賞している選手は対象外とする
●選出方法
グループステージ~準決勝までの各試合会場における報道関係者の投票をもとに、Jリーグ チェアマンを含む選考委員会において、今年度のニューヒーロー賞を選出
■実施概要
・決勝前に発表と表彰を行う予定です。
・表彰:賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分