JリーグYBCルヴァンカップは、12日にグループステージの最終節(第3節)が行われ、プライムステージに進出する4チームが決定した。
Aグループではともに2連勝中の名古屋と川崎Fが対戦。開始1分に相馬 勇紀のゴールで名古屋が先制すると、6分に三笘 薫のゴールで川崎Fが同点に追いつく。しかしその1分後にガブリエル シャビエルのゴールで名古屋が勝ち越しに成功。ところが38分に三笘が再び決めて、川崎Fが同点に追いついた。後半は互いにゴールが生まれず、2-2で終了。ともに勝点を7としたが、得失点差で上回った川崎Fが1位通過を決めた。2位となった名古屋だが、2位チームの中で最上位となり、こちらもグループステージ突破を決めている。清水と鹿島の一戦は、染野 唯月、松村 優太の高卒ルーキーコンビが結果を出した鹿島が、3-2で逆転勝利を収めた。
Bグループではアウェイで仙台と対戦したC大阪が、柿谷 曜一朗のゴールなどで3-0と快勝。3連勝でプライムステージ進出を決めた。
Cグループでは広島と鳥栖の一戦が、鳥栖側に新型コロナウイルス感染症の陽性判定者、陽性疑い者が複数出たことで、中止となった。ホームに横浜FCを迎えた札幌は、49分にアンデルソン ロペスのゴールで先制するも、57分に失点し、1-1で引き分けた。しかし勝点を7に伸ばし、グループステージ通過を果たした。
Dグループでは、すでに突破が決まっている柏が、北爪 健吾の2ゴールなどで、大分に3-1と快勝。もう一つの試合ではルーキーの唐山 翔自の2ゴールで、G大阪が湘南に勝利を収めている。
■試合データ
清水vs鹿島
名古屋vs川崎F
仙台vsC大阪
札幌vs横浜FC
広島vs鳥栖
柏vs大分
湘南vsG大阪