横浜FMの優勝で幕を閉じた今季の明治安田生命J1リーグ。2019シーズンで際立った活躍を見せたのは誰か。各項目の個人ランキングを紹介していこう。
得点王に輝いたのは15ゴールを記録した横浜FMの仲川 輝人とマルコス ジュニオールだ。同じチームから2人の得点王が誕生する初のケースとなった。続くのは14得点のディエゴ オリヴェイラ(FC東京)とドウグラス(清水)。鈴木 武蔵(札幌)はキャリアハイとなる13ゴールをマークし、ダビド ビジャ(神戸)らとともに5位タイにランクされた。
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アシスト部門でトップは唯一、二桁を記録した仙台の永戸 勝也。正確な左足キックを駆使し、多くのゴールを演出した。得点王の仲川 輝人はアシスト部門でも2位にランクイン。得点・アシストで実に24ゴールに絡んだことになる。今季ブレイクを遂げた古橋 亨梧(神戸)、森島 司(広島)もトップ10入りを果たしている。
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シュート数のトップはダビド ビジャだ。元スペイン代表ストライカーは果敢にゴールを狙う姿勢を示し、枠内率も40%と高い数値を示した。ドリブル部門ではルーカス フェルナンデス(札幌)がトップに。広島の柏 好文は、回数では5位ながら61.3%の成功率を記録している。
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クロス数では蜂須賀 孝治(仙台)、柏 好文、松本 怜(大分)の3人が133本で1位となった。スルーパス数ではマルコス ジュニオールが130本でトップに。2位にはクロス数でもトップの柏 好文が入った。パス数はポゼッションスタイルを標榜する名古屋と横浜FMの選手が数多く上位にランクイン。1位は2871本のジョアン シミッチ(名古屋)だった。
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敵陣での空中戦数はドウグラスが1位。2位のジョー(名古屋)は、67.4%と高い勝率を誇った。一方、自陣での空中戦は鈴木 義宜(大分)が155回で最多に。森重 真人(FC東京)は70%超の勝率を記録している。
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シュートブロック数でも鈴木 義宜がトップ。53回は2位に大差をつけるダントツの数字だ。タックル数では橋本 拳人(FC東京)が最多を記録。奪取率では槙野 智章(浦和)が高い数値を示した。セーブ率でトップに立ったのはC大阪のキム ジンヒョン。8割近いセーブ率を記録し、リーグ最少失点を記録したC大阪の堅守を支えた。
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走行距離では横浜FMの喜田 拓也が383.6㎞を記録。1試合平均11.6kmと驚異のスタミナを示した。スプリント回数は仲川 輝人が1位で、「走力」のデータは横浜FM勢がともにトップに立っている。また仲川のほか、永井 謙佑(FC東京)、鈴木 武蔵、古橋 亨梧、ディエゴ オリヴェイラらが上位に入っており、今季のJ1リーグで目立ったのはスプリント系のストライカーたちだった。
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データ提供:データスタジアム