明治安田生命J2リーグは、31日に第16節の10試合が行われた。前節首位に立った大宮は、ホームで福岡と対戦。押し込みながらも、なかなかゴールが生まれないもどかしい展開となったが、90+1分に途中出場の清水 慎太郎がゴールを奪うと、その3分後にはムルジャが加点。終盤に勝負強さを見せつけて、2-0と勝利を収めた。
大宮を追いかける2位の金沢は長崎とのホームゲームを、1-0でモノにした。殊勲の決勝ゴールを決めたのはDF作田 裕次。56分、FKを打点の高いヘッドで合わせた。
上位2チームが確実に勝利を収める一方、3位の磐田は徳島にドロー。一時は2点のビハインドを負い、終盤になんとか追い付いた。前節、北九州に敗れた千葉は今節も群馬に完敗。ルーキーMF江坂 任の2発に沈んだ。
栃木との撃ち合いを制したのは東京V。7分までに2点を失いながら前半のうちに追い付くと、72分に高木 大輔に決勝ゴールが生まれた。東京Vは5戦負けなしで8位に浮上している。
愛媛は横浜FCに3ゴールを叩きこんでの快勝。京都は熊本に2-1で競り勝った。讃岐と岡山の「瀬戸大橋ダービー」は、51分のオウンゴールが決勝点となり、後者に軍配が上がった。
その他、北九州は大分に2-1で勝利。岐阜と水戸の一戦は1-1の引き分けに終わっている。
なお、札幌vsC大阪は明日、6月1日に開催される。