横浜FCは12日、DF田所 諒が今季限りで現役引退することを発表しました。
田所は大阪体育大より2009年にファジアーノ岡山に加入。横浜FCには2016年より在籍し、今季の明治安田生命J2リーグでは3試合・0得点の成績でした(第40節終了時点)。
11年に渡る現役生活では、J2リーグ通算301試合・11得点を記録しました(2019年11月12日現在)。
クラブを通じて田所は、次のようにコメントしています。
「私、田所諒は今シーズン限りで現役を引退することを決断いたしました。昨シーズン9月に左膝の前十字靭帯を断裂し、それからなかなか試合にも絡めず悔しい日々を過ごしていましたが、それまでの現役生活は自分の実力、能力から考えても出来すぎなくらいでしたし、まさか自分が小さいころに憧れていたカズさんと一緒にプレーできるなんて、夢にも思わなかったので、幸せな現役生活でした。
走ることしか取り柄のなかった自分を拾っていただき、プロサッカー選手として育てていただいたファジアーノ岡山、昨シーズン膝を怪我したにも関わらず、契約を延長して、300試合出場を達成させてもらった横浜FC。お世話になった2クラブには感謝しかありません。
また11年間のプロ生活を支えてくれた私の両親、姉、妻と子供たち、岡山の妻の家族の方々、そして私を応援してくださった横浜FC、ファジアーノ岡山のサポーターの皆さんには心から感謝しています。
11年間プロサッカー選手として全力でプレーすることができたので、もうおなかいっぱいです!こんな下手くそな私を今まで応援していただき、本当にありがとうございました!」