ヤマザキナビスコカップは27日に予選リーグ 第6節の6試合が行われた。Aグループでは首位のFC東京がアウェイで広島と対戦。79分に先制される苦しい展開も、後半アディショナルタイムに林 容平が同点ゴールをマーク。土壇場で引き分けに持ち込み首位をキープしたが、決勝トーナメント進出は最終節に持ち越しとなった。
2位に浮上したのは、終了間際の連続ゴールで湘南を撃破した新潟。最終節はアウェイで松本対戦する。
甲府と鳥栖の一戦はスコアレスドローで終了。この結果、勝点11のFC東京が優位に立つが、5位の広島までが決勝トーナメント進出の可能性を残している。
すでに名古屋の突破が決まっているBグループでは、残り一枠を巡る争いが混とんとしてきた。清水に1-2で敗れた神戸に、仙台に勝利した山形と、横浜FMに競り勝った川崎Fが勝点8で並んだ。得失点差でわずかに神戸が上回るものの大きな差はなく、最終節の結果によって運命は決することになる。