JリーグYBCルヴァンカップは13日に準決勝の第2戦が行われる。
第1戦を1-2で落とした札幌はホームで迎える第2戦での逆転を狙う。第1戦は終了間際の失点で敗れたものの、アウェイゴールを奪えたことを光明としたい。第2戦では2点差以上、もしくは1-0で勝つことができれば、ファイナル進出が決まる。
もちろん勝つのが最低条件であり、立ち上がりからアグレッシブな攻撃を仕掛けたいところ。アンデルソン ロペス、鈴木 武蔵の前線に加え、福森 晃斗がキッカーを務めるセットプレーもカギを握りそうだ。
対するG大阪は引き分けでも勝ち上がりが決まる状況にある。ただしドロー狙いで受け身に立つと、札幌の圧力に飲み込まれてしまう可能性もある。攻撃姿勢を保ちながら、リスクマネジメントにも細心の注意を払いたい。攻守両面で貢献できる倉田 秋がキープレーヤーとなりそうだ。
鹿島vs川崎Fは台風の影響でキックオフ時間が19時に変更となった。
第1戦を1-3で落とした鹿島は苦しい立場に追い込まれている。セルジーニョら主力の離脱も、その状況に拍車をかける。3点差以上、あるいは2-0の勝利で決勝進出が決まるが、それ以外の結果では敗退となる。最低でも2点が必要な状況であり、90分を通して攻撃姿勢を貫くことが求められる。上田 綺世、伊藤 翔ら攻撃陣にかかる期待は大きい。
対する川崎Fは優位な状況に立っている。守備意識を高めながら、機を見て追加点を狙っていく。落ち着いた試合運びを実現できれば、ファイナル進出は大きく近づくはずだ。第1戦で大島 僚太が復帰したのも好材料。小林 悠、中村 憲剛の2人も温存できており、万全の態勢で第2戦に臨めそうだ。
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札幌vsG大阪
鹿島vs川崎F