明治安田生命J2リーグは17日、第14節の11試合が行われた。大宮(4位)vs磐田(1位)、千葉(2位)vs金沢(3位)の上位対決は、ともに1-1のドローに終わった。
敵地で大宮と対戦した磐田はスコアレスで迎えた73分、駒野 友一のFKにジェイが頭で合わせて先制弾。しかしここから大宮の反撃を受け、83分にムルジャに豪快なボレーを叩き込まれると、終盤にはエリア内で家長 昭博を倒してしまい、PKを献上してしまう。しかしこの絶体絶命のピンチで、GKカミンスキーがムルジャのキックを弾き出し、辛くもドローに持ち込んだ。
一方、金沢をホームに迎えた千葉は、60分に井出 遥也のゴールで先制。ところが勝利が濃厚と思われたアディショナルタイム、金沢の辻 正男にゴールを許し、目前で勝点3を逃す結果となった。
この結果、上位4チームはそれぞれ勝点1を積み上げるにとどまり、首位磐田(勝点29)、2位千葉(同28)、3位金沢(同28)、4位大宮(同28)と順位に変動はなかった。
このほか、好調の福岡は濱田 水輝のゴールを守り切って、岡山に1-0で勝利。これで11試合無敗のチームは勝点を27に伸ばし、4強に勝点差1に迫った。また、C大阪と長崎による一戦は、1-1で迎えたアディショナルタイムに長崎の梶川 諒太が決め、2-1と劇的な勝利。勝点を25に伸ばしている。なお、C大阪のフォルランは直接FKから今季10点目をマークしている。
札幌はエースの都倉 賢にゴールが生まれ、群馬に2-0で快勝。勝点23で7位に浮上した。愛媛は瀬沼 優司の2ゴールの活躍で京都に3-2で勝利。横浜FCは大久保 哲哉のゴールで北九州に1-0で勝利した。東京Vは徳島と、讃岐は栃木とスコアレスドロー。岐阜は熊本を2-1で下し2連勝とした。水戸と大分による一戦は1-1の痛み分けに終わっている。