明治安田生命J1リーグは17日に第12節の3試合が行われ、川崎Fと名古屋の上位対決は、1-1の痛み分けに終わった。
先手を奪ったのはアウェイの名古屋だった。前半終了間際にマテウスが鮮やかなボレーを叩き込み、1点のリードを奪う。しかし後半に入ると川崎Fが逆襲を仕掛け、69分に途中出場のレアンドロ ダミアンが同点ゴールを奪取した。その後も両者はチャンスを作ったものの決定打は生まれず、1-1のドロー決着となった。
浦和のホームに乗り込んだ湘南は、劇的なシナリオを描いた。前半のうちに2点を先行されると、ゴールを割ったシュートが得点として認められない不運な判定もあり、2点ビハインドのまま試合を折り返した。しかし後半に入ると怒涛の反撃を展開。47分に菊地 俊介がゴールを奪うと、79分に再び菊地が決めて同点に追いつく。さらに終了間際の90+4分、山根 視来が値千金の決勝ゴールを奪い、3-2と執念の逆転勝利を収めた。
アウェイと広島で対戦した鳥栖は、スコアレスで迎えた87分にオウンゴールで先制に成功。このゴールが決勝点となり、1-0と勝利を収めた。鳥栖は2連勝で暫定ながら最下位から脱出。一方敗れた広島は、これで5連敗となった。