明治安田生命J2リーグは9日に第13節の10試合が行われ、2位磐田は水戸とのホーム戦に2-1で逆転勝ち。勝ち点27で並んだ3チームを同1差でかわし、首位に返り咲いた。
32分にCKから先制点を奪われた磐田は、57分から途中出場の松井 大輔がピッチ入りわずか1分で同点弾を奪取。その3分後には、松井の仕掛けから獲得したFKを上田 康太が直接沈め、後半立て続けの2得点で2試合連続となる逆転勝利を収めた。
敵地での讃岐戦に臨んだ3位千葉は、スコアレスで迎えた76分にネイツ ペチュニクが決勝点。5月に入って2連勝と上り調子の讃岐を1-0で下している。ホームで岡山と対戦した首位金沢は、1点ビハインドで迎えた76分にチャ ヨンファンのゴールで追い付くも後が続かず。最後まで逆転ゴールを奪い切れないまま1-1で試合を終えた。
また、4位大宮は敵地での群馬戦に2-0で勝利。この結果、千葉と金沢、大宮が勝ち点27で並び、得失点差により千葉が2位に浮上。金沢は3位に後退し、そこに大宮が続く構図となった。
4連勝を狙った福岡はアウェイで栃木とスコアレスドローに終わり、順位は5位のままとなった。長崎は敵地で徳島と1-1のドロー。連敗脱出を目指したC大阪は北九州に3-0で完封勝ちを収めている。
下位からの脱出を目指す熊本は札幌に3-2と辛勝。そのほか、京都対東京V、大分対横浜FCは1-1のドローに終わっている。