2019年2月16日(土) 17:35
川崎フロンターレ優勝における村井 満チェアマンコメント【FUJI XEROX SUPER CUP 2019】
待ちに待ったJリーグの2019シーズンが幕を開けました。晴天に恵まれた埼玉スタジアム2002で26回目の開催を迎えた本大会は、川崎フロンターレが見事に勝利を収めました。まず、26年間の長きにわたり大会をご支援いただいている富士ゼロックス株式会社様をはじめ、大会開催にご尽力いただいた全ての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
試合は、新戦力のレアンドロ ダミアン選手の鮮やかなシュートが川崎Fに1-0の勝利をもたらしました。昨年のこの大会は僅差で敗れてしまいましたが、本日の勝利は今後への幸先のいいスタートになったのではないでしょうか。対する浦和レッズも後半に攻め込む場面が増え、あと一歩まで迫る勢いでした。
大変に人気の高いクラブの対決ということもあり、前売りチケットが完売するなど、大会史上2位となる52,587人のファン・サポーターの皆さまにお越しいただきました。両クラブはこの後、リーグ戦に続きAFCチャンピオンズリーグの戦いも控えています。ハイレベルで日に日に厳しさの増すアジアの舞台においても勝利にこだわった戦いで、Jクラブの3連覇を目指してほしいと思います。
また、本日の試合に先立って開催されたU-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜によるNEXT GENERATION MATCHは1-1の引き分けでした。Jリーグは今年、フットボールのさらなる水準向上に向けてクラブでの育成を一層重視していく所存です。J1に導入するホームグロウン制度のような新たな施策もスタートします。本日のような大舞台でプレーした選手たちも、この貴重な経験を糧に、一人でも多く2020年の東京オリンピックをはじめとする世界の舞台で活躍するようになることを願ってやみません。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
チェアマン 村井 満
■試合データ
川崎Fvs浦和