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出場時間が長かったのに移籍した選手は?昨季の出場時間データから今オフの選手移籍を見る【Jリーグ】

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2019年1月29日(火) 10:35

出場時間が長かったのに移籍した選手は?昨季の出場時間データから今オフの選手移籍を見る【Jリーグ】

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出場時間が長かったのに移籍した選手は?昨季の出場時間データから今オフの選手移籍を見る【Jリーグ】
移籍選手の中で、昨季のJ1での出場時間が長かった山口蛍(中央)、エウシーニョ(左)、山中亮輔(右)

2019シーズンの開幕までおよそ1か月。各チームは来るべく新シーズンに向けて、準備を進めている。

今オフも各チームは積極的な補強策を打ち出し、チーム強化を推し進めた。主力が抜けたチームもあれば、逆に理想的な補強を実現させたチームもあり、その状況は様々だが、ここでは今オフに移籍したJリーグ所属選手の昨季の出場時間をJ1、J2別にランキング化し、その補強戦略の成否を可視化した。出場時間=活躍度とは必ずしもならないが、出場時間が長ければ長いほど、チームに不可欠な存在であったと、ある程度は定義づけられるだろう。

今オフの移籍選手の中で、昨季のJ1での出場時間が最も長かったのは、C大阪の山口蛍(→神戸)だった。34試合中33試合にフル出場したボランチは、C大阪にとって欠かせないタレントであったことは間違いない。その重要戦力を獲得した神戸にとっては、理想的な補強となったはずだ。

同じC大阪では、浦和に移籍した杉本健勇も7位にランクイン。昨季の主力2人が抜けたC大阪だが、逆に6位の藤田直之(←神戸)、10位の奥埜博亮(←仙台)、15位の都倉賢(←札幌)と他チームから主力を補っており、戦力的なダメージはそれほどないとみていいだろう。

札幌は都倉と18位の三好康児(→横浜FM)のマイナス分を、17位の鈴木武蔵(←長崎)、20位の中野嘉大(←仙台)でカバー。その中野と奥埜、11位の野津田岳人(→広島※期限付き移籍からの復帰)と3人が移籍した仙台は、昨季の出場時間の上位の中では4位の飯尾竜太朗(←長崎)を獲得するにとどまっている。

杉本を獲得した浦和は、3位の山中亮輔(←横浜FM)も補強。逆に出場時間上位20傑の選手の他チームへの移籍はなく、戦力の上積みに成功したと言えるだろう。

J2の上位陣は、軒並みJ1へのステップアップを実現させている。1位の井林章(東京Ⅴ→広島)をはじめ、オナイウ阿道(山口→大分)、田中達也(熊本→G大阪)ら出場時間の多かった選手たちが、新シーズンはJ1へと戦いの場を移した。

井林を獲得した広島は、10位の皆川佑介(←熊本※期限付き移籍からの復帰)、13位のドウグラス ヴィエイラ(←東京Ⅴ)も迎え入れており、J2での実績を重視した補強戦略となった。

またJ2では、J3に降格した讃岐、熊本の主力が他チームへ移籍する傾向も浮かび上がっている。

データ提供:データスタジアム

 

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