JリーグはGWの連戦に入っているが、その連戦で川崎Fは2戦連続逆転負けを喫している。8節の柏戦で今季初めてセットプレーから谷口 彰悟が先制するが、その後4点を畳み掛けられて完敗。連敗を回避しようとして臨んだ第9節のFC東京戦。いわゆる多摩川クラシコでも、大久保 嘉人がセットプレーで先制。カズ超えの140点目を刻み、事前の公約通りカズダンスを披露して川崎Fサポーターを大いに盛り上げたが、その後後半に入り失速。退場者が出たこともあり2失点を喫して逆転負けとなった。
流れの悪い川崎Fではあるが、そんなチーム状態だからこそ期待したいのがボランチの大島 僚太だ。リオ五輪世代の大島は、中村 憲剛と組んで川崎Fの攻撃のリズムを作るキープレーヤーで、彼の調子がチームの試合内容を左右するまでの存在となっている。その大島は柏戦、FC東京戦とタイトな守備を受けてしまい、思うように力を発揮することができなかった。相手にマークされる事自体、実力を認められたからだとも言えるが、そのプレッシャーをプレーで跳ね返すことができなかった。
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