2018年12月21日(金) 20:45
12/20 蔚山現代FC、神戸U-18、RTD、新潟U-18が勝利!グループ2位以上での通過のチームが決定【レポート:Jリーグインターナショナルユースカップ】
『2018Jリーグインターナショナルユースカップ』大会2日目は、蔚山現代FC、神戸U-18、新潟U-18が2連勝をおさめ、グループ2位以上の通過を決めた。
■ウルヴァーハンプトンFC 0-1 蔚山現代FC(長野U)
前日の神戸戦で3失点しているウルヴズは守備組織を整え、ボール奪取から攻撃に転じる。蔚山現代FCは後方からビルドアップし、両サイドバックを含め攻撃的な布陣から相手陣内への侵入を図る。立ち上がりは蔚山現代FCが主導権を握るが、徐々にウルヴズが攻撃のリズムをつかむ。前半終了間際の39分、蔚山現代FCがサイドのスペースをついたドリブルから先制。
後半、ウルヴズはハイプレスからゴールを目指すが決定機を活かせない。蔚山現代FCはフィジカルコンタクトの強さとスピードを活かしたドリブル突破から追加点を探るが、そのまま試合終了。両チーム共に激しくファイトしながらもスピードの高いゲームとなった。
【試合後のコメント】
チャン シヨン選手(蔚山現代FC)
「相手が強く攻めてきたけれど、チームメイトと協力して何とか勝利できました。得点シーンはいい機会をつくってもらえたので決めることが出来ました」
パク キウク監督(蔚山現代FC)
「寒い中選手たちもよく戦ってくれました。次戦の神戸もいいチームだと聞いているので、選手たちをしっかり休ませて臨みたいです」
■清水エスパルスユース 1-2 ヴィッセル神戸U-18(長野市陸)
【試合後のコメント】
森田 侑樹選手(神戸U-18):
「前半は攻め込まれていたけど、後半からしっかり流れを変えられて良かったです。(逆転の場面は)味方がいいところまでドリブルで行ってくれたので、相手のポジションをみて空いているところに打ちました。次の蔚山現代戦は体格差で難しいところもあると思うけど、チームで団結して頑張ります」
野田 知監督(神戸U-18):
「うまくいっていない時間帯も選手たちがよく耐えてくれた。(2点目の)森田のシュートもうまかったと思います。蔚山現代は身体が強くて速いと聞いているので、どう対応していくかが課題です」
■浦項スティーラーズ 0-1 ライト・トゥ・ドリーム(長野U)
やわらかいボールタッチや個人の能力の高さでRTDが試合開始からゲームを支配。一方の浦項は守備の時間が多くなるも、長いパスを入れながら縦に速い攻撃を仕掛ける。攻め続けるRTDが何度も決定機をつくるなか、前半29分に素早いコンビネーションプレーから中央を崩し先制。後半もRTDは攻撃の手を緩めないが、浦項の堅守に追加点はならず、そのまま試合終了。最後まで両チームとも集中を切らさない、タフなゲームになった。
【試合後のコメント】
チュクェメカ選手(RTD):
「勝ち点3を得られてとても嬉しい。シュートを外したシーンもありましたが、勝利できて良かったです。決勝に進むために次も絶対に勝ちたいです」
フレーザー アンドリュー監督(RTD):
「難しいゲームになったが勝利できて、非常に満足しています。試合中ずっと言い続けていたのは、自分たちのサッカーをしようということ。24時間かけて日本に来たが、選手たちがこのようなパフォーマンスを見せてくれて嬉しい」
■横浜F・マリノスユース 1-2 アルビレックス新潟U-18(長野市陸)
【試合後のコメント】
五十嵐 新選手(新潟U-18):
「前半は守備の時間が続いたが、後半からはアグレッシブに行こうと思っていました。あまりミドルシュートは得意ではないが、今回はオーバーエイジとして参加しているので、後輩たちのためにも勝利に貢献できて良かったです。長野まで応援に来てくれているサポーターのためにももう一試合勝ちたいです」
西谷 冬樹監督(横浜FMユース)
「終始、相手に主導権を握られて苦しい時間が続いたが、全員でハードワークしてこの結果になった。ただ課題も多く残った試合だった。次の試合もまずはしっかり守備から入り、プレーの精度を高めて勝利したい」