グルージャ盛岡は23日、FW高柳 昂平が今季限りで現役引退することを発表しました。
高柳は今季盛岡に加入。J3リーグ通算3試合・0得点の成績でした。
クラブを通じて高柳は「この度、今シーズン限りで引退する決断を致しました。5歳からボールを蹴りはじめて19年間、怪我をはじめ、泣くほど悔しい経験をしました。逆に泣くほど嬉しい事もありました。たくさんの繋がりができました。これも全てサッカーを通して手に入れた財産です。今後はこれらの財産を活かして、サッカーに恩返しできたらと思っています。最後に、今まで応援していただいたサポーターの皆様、一緒に戦ったクラブ、チームメイト、そして今まで支えてくれた家族に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。グルージャ盛岡の更なる発展を願っております」とコメントしています。
また盛岡は同日、MF谷村 憲一、DF田中 憧、FW今関 耕平との来季契約を更新しないことを併せて発表しています。3選手のコメントは以下の通り。
「高校を卒業してプロになってから、なかなか試合に絡めない中で地元の、ジュニアユースの時にもお世話になった思い入れのあるクラブに拾って頂いて、そして『10番』を託してもらったこと、とても嬉しかったです。皆さんからの期待も充分に感じていましたし、自分自身も『やってやろう』という気持ちでプレーしていましたが、正直納得できる結果を出せたとは思っていません。松田賢太、林勇介という偉大な先輩方のような貢献が出来なかったことが、悔しいです。今後のことは何も決まっていませんが、どんな形でも『恩返し』が出来ればと思いますし、こんな僕ですが、これからも応援して頂ければ嬉しいです。いつかまた必要とされるような存在になれるように頑張っていきたいと思います」(谷村)
「このような形でチームを離れることは悔しいですし、残念な気持ちではありますが、また違う地でプレーしている姿を見せられるようこの盛岡で培ったものを活かしていきたいと思います。まだシーズンは終わっていません。今シーズンの目標である勝ち点40に向けて落とせない試合が残っています!必ず勝ち点3を取って帰ってこれるよう残りの日々を戦っていきたいと思います。2年間ありがとうございました」(田中)
「怪我ばかりでプレーできた期間は1年程でしたが、どんな時も応援していただき感謝しています。この2年間の経験を糧に、自分らしく頑張ります。2年間本当にありがとうございました」(今関)