今日の試合速報

データで振り返る2018年のJ2リーグ(個人編)。町田の平戸がアシスト王に。熊本の田中は孤軍奮闘の活躍【Jリーグ】

一覧へ

2018年11月27日(火) 11:00

データで振り返る2018年のJ2リーグ(個人編)。町田の平戸がアシスト王に。熊本の田中は孤軍奮闘の活躍【Jリーグ】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
データで振り返る2018年のJ2リーグ(個人編)。町田の平戸がアシスト王に。熊本の田中は孤軍奮闘の活躍【Jリーグ】
町田の平戸(左)がアシスト王に。熊本の田中(右)は孤軍奮闘の活躍

松本の優勝で幕を閉じた明治安田生命J2リーグ。J1参入プレーオフに出場する3チームの戦いはまだ続くが、全42節のリーグ戦の日程はすべて終了した。果たして今季はいかなる戦いが繰り広げられたのか。すべて出そろったデータを紐解きながら、今季を振り返っていく。前回のチーム編に続き、今回は個人編をお届けする。今季のJ2で目立った活躍を見せたのは誰か?

得点王に輝いたのは24ゴールを挙げた大宮の大前 元紀だ。シーズンを通して波がなく、コンスタントに得点を重ねた。プレーオフ進出の立役者は、残り一枠となったJ1昇格のカギを握るだろう。22ゴールを挙げた山口のオナイウ 阿道はシーズン前半にゴールを量産。チームの不調とともに結果を出せない時期が続いたが、終盤に巻き返して堂々の20ゴール超えを果たした。昨季得点王のイバは前半戦に振るわず、17ゴールで4位に留まっている。

アシスト王は、17ものゴールを演出した町田の平戸 太貴の手中に。高いパスセンスを備えた鹿島育ちのMFは、正確なプレースキックも操って町田の躍進に大きく貢献した。後半戦に輝きを放ったレアンドロ ドミンゲス(横浜FC)は14アシストで2位に。次いで熊本の田中 達也が12アシストで3位に入った。

「シュート数」は110本も放ったイバが最多。枠内率も得点王の大前を上回ったが、思うように得点には結びつかなかった印象だ。

大宮のマテウスが「ドリブル数」でリーグトップに。熊本の田中の積極性も光り、成功率も高かった。3位に入ったのは今季途中に山口からG大阪に移籍した小野瀬 康介。試合数は少ないながら、今季のJ2でインパクトを放ったひとりだ。

田中(熊本)はクロス部門でもトップに。低迷するチームにおいて、孤軍奮闘の活躍を見せた。

そのほか「スルーパス数」ではレアンドロ ドミンゲスがトップに。2位の船山 貴之(千葉)は、60%超の高い成功率を誇った。

「パス数」はポゼッションスタイルを標ぼうする岐阜のボランチ宮本 航汰が最多を記録した。

「敵陣での空中戦数」では松本の高崎 寛之がトップ。相手陣内でのエアバトルを制し、優勝チームの攻撃の起点となった。

守備の項目を見ていくと、「自陣での空中戦数」のトップは山形の栗山 直樹となった。CBとしては決して大きくはないものの、驚異の跳躍力を示し、相手の攻撃をはじき返した。

「シュートブロック数」は水戸の細川 淳矢が最多。「タックル数」では千葉の熊谷 アンドリューがトップに立っている。

GKの能力を測る指標となる「セーブ率」は愛媛の岡本 昌弘が1位となった。セーブ数が161と圧倒的に多いにも関われず、高いセーブ率を記録。多くのシュートを阻止したことが分かる。今季、18位と苦しんだ愛媛だが、35歳のベテラン守護神の存在が、残留の大きな要因となったことは確かだろう。

データ提供:データスタジアム

 

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

天皇杯 決勝
2024年11月23日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード