明治安田生命J2リーグは、29日に第10節の11試合が行われ、磐田が福岡に0-1で敗戦。首位の座をキープしたものの、札幌と引き分けた2位の金沢に同勝点(22)で並ばれた。
シュート数で大きく上回りながら決め手を欠いた磐田は、51分に一瞬の隙を突かれて失点。ホームで手痛い敗戦を喫した。一方2位の金沢は札幌に先制を許す苦しい展開となったが、水永 翔馬のゴールで追い付き1-1のドローで終了。7連勝こそ逃したものの、その勢いに陰りは見えていない。
大勝を飾ったのは千葉。ネイツ ペチュニクら外国籍選手の活躍が光り、熊本から4ゴールを奪取。京都を3-0で下したC大阪では、フォルランが来日初のハットトリックを達成している。
その他の試合では、北九州が2点のビハインドを跳ね返し、愛媛に3-2で逆転勝利。徳島と大宮スコアレスドローに終わり、横浜FCは東京Vを1-0で破った。水戸は船谷 圭祐の豪快な一撃で岡山に勝利。3位の長崎を打ち破った岐阜は最下位からの脱出に成功した。栃木は大分に1-0、群馬は讃岐に1-0とそれぞれ勝利し、じわりと順位を上げている。