29日に明治安田生命J1リーグ 1stステージ第8節の9試合が行われ、首位の浦和はアウェイで甲府と対戦。0-0で迎えた74分に梅崎 司が先制点を奪うと、その5分後にズラタンが追加点。盤石の試合運びで快勝を収め、首位の座をガッチリとキープした。
2位のG大阪はまたしてもエースが躍動。宇佐美 貴史の6試合連続ゴールが決勝点となり、6連勝を達成した。浦和とG大阪は次節、直接対決を迎える。
上位2チームが揃って勝利を挙げる一方で、3位の川崎は先制点を奪いながら、柏に大量4ゴールを奪われて完敗。森重 真人のゴールで新潟を下したFC東京が3位に浮上した。また横浜FMに逆転勝利を収めた広島が4位に順位を上げている。
劇的な展開となったのは、清水と山形の一戦だ。3点のビハインドを負った山形が残り5分から3連続ゴールを挙げて、アウェイで貴重な勝点1を確保した。
その他の試合では、鹿島が2-1で仙台に勝利。名古屋は神戸を1-0で破った。昇格組の湘南は島村 毅の2得点などで上位の鳥栖を4-2で撃破している。