明治安田生命J1リーグは29日に第28節の6試合が行われ、前節まで首位の広島がG大阪に敗れた一方、2位の川崎Fが長崎に勝利し、両者の順位が入れ替わった。
アウェイでG大阪と対戦した広島は、押し気味に試合を進めながらもゴールを奪えず。すると84分にセットプレーからゴールを許し、0-1で敗戦を喫した。これで広島は3戦未勝利に。一方勝ったG大阪は4連勝で降格圏を脱した。
長崎の本拠地に乗り込んだ川崎Fは35分に知念 慶のゴールで先制すると、41分に小林 悠が追加点を奪取。試合終了間際に1点を返されたものの、2-1で勝利を収めた。川崎Fは勝点を56に伸ばし、同勝点で並んだ広島を得失点差でかわし、ついに首位の座に躍り出た。
アウェイで神戸と対戦した鹿島は30分のレオ シルバのゴールを皮切りに、怒涛のゴールラッシュを展開。西 大伍、鈴木 優磨らが次々にゴールを奪い、5-0と大勝した。鹿島は勝点を45に伸ばし3位に浮上。敗れた神戸は5連敗で10位に転落した。
ホームで鳥栖と対戦した札幌は、58分に三好 康児のゴールで先制に成功。一度は同点に追いつかれたものの、90+5分に都倉 賢が決勝ゴールを奪い、2-1で鳥栖に競り勝った。FC東京はスコアレスで迎えた後半に2点を失い、0-2で清水に敗戦。8戦未勝利で5位に転落した。
横浜FMは仲川 輝人とウーゴ ヴィエイラが2点ずつゴールを奪い、5-2で仙台で快勝。勝点を35とし、11位に浮上した。一方敗れた仙台は2連敗で7位に転落している。
■試合データ
札幌vs鳥栖
横浜FMvs仙台
G大阪vs広島
神戸vs鹿島
FC東京vs清水
長崎vs川崎F