明治安田生命J1リーグ第26節の川崎Fvs札幌戦で、Jリーグ史に残る記録が生まれた。7-0で勝利を収めた川崎Fは、いずれのゴールもすべて違う選手が記録した。つまり、7人の選手の名前が、得点者の欄に記されたのだ。
1試合で同一チームが7人の得点者を記録したのは(オウンゴールを除く)、J1リーグの歴史の中でも2度目のケースとなる。確率としては0.03%で、試合数に換算すれば3638試合に一度しか生まれない超レアケースである。
川崎Fの前に7人の得点者が生まれたチームは鹿島で、2012年の5月19日に同じく札幌相手に記録している。札幌とすれば今回の川崎F戦が2度目の屈辱となった。
6人の選手がゴールを記録したのは意外と多く、これまでに17チームが達成。今季も横浜FMが仙台相手に6人で8ゴールを奪っている。また5人にハードルを下げると、これまでに20チームが記録している。
J2に目を向けると、7人の得点者が生まれたのはたった1チーム。2013年10月20日、当時J2だった神戸が松本相手に記録した。ちなみにJ3では6人が最多で(6チーム)、7人はまだ記録されていない。
J1の2試合も含め、いずれの試合もホームチームが達成しているのが興味深い。一方6人の場合だと、17チーム中7チームがアウェイで達成している。今季の横浜FMもアウェイで記録したものだった。
データ提供:データスタジアム