前節で広島に今季初黒星を喫し5位に後退したFC東京が、ここまで1勝、下位からの脱出を目論む山形のホームに乗り込んでの第7節は、FC東京が太田 宏介のFKで挙げた前半の1点を守りきり、2試合ぶりに勝利した。
試合は立ち上がりから山形がシンプルに縦のボールを使い、FC東京の最終ラインを押し込みながらチャンスをうかがったが、FC東京は隙を作らずに堅調に試合を運びながら、逆に縦に速い攻撃を狙っていった。特に左サイドでは、対面するキム ボムヨンが上がった裏のスペースに武藤 嘉紀や河野 広貴が入り込んでクロスを狙うなど、スピードを生かしながら山形ゴールに迫った。