明治安田生命J1リーグは11日に第21節の8試合が行われ、首位の広島が長崎を下して勝点を48に伸ばした。また神戸のイニエスタが磐田戦で、来日初ゴールを記録した。
ホームで長崎と対戦した広島は、前半終了間際に柴﨑 晃誠の直接FKで先制すると、88分にティーラシンが追加点。「ピースマッチ」として行われた一戦で2-0と快勝を収めた。
アウェイで清水と対戦した川崎Fは開始早々に先制点を許す苦しい展開も、32分に小林 悠のゴールで追いつくと、64分に大島 僚太が勝ち越しゴールを奪取。2-1と逆転勝利を収め、勝点を39に伸ばしている。
ホームで磐田と対戦した神戸は15分、ポドルスキのパスを受けたイニエスタが華麗なターンでDFとGKをかわして先制ゴールを奪取。ワールドクラスの2人の活躍で勢いを得ると、56分に新加入の古橋 亨梧が追加点。終了間際に1点を返されたものの、2-1で磐田を下して3試合ぶりの勝利を挙げ、4位に浮上した。
札幌vsC大阪は、立ち上がりに両チームが1点ずつを奪い合うも、その後にゴールは生まれず、1-1の引き分けに終わった。仙台は奥埜 博亮と西村 拓真のゴールで、アウェイで柏に2-0と快勝を収めた。
3連敗中だった横浜FMは、48分に生まれたウーゴ ヴィエイラのゴールを守り抜き、1-0で湘南に勝利。鳥栖はスコアレスで迎えた53分に高橋 秀人が決勝ゴールを奪い、1-0で浦和に競り勝った。
最下位に沈む名古屋はホームで鹿島と対戦。34分にジョーのゴールで先制すると、同点に追いつかれた直後の51分に金井 貢史が勝ち越しゴールを奪取。再度追いつかれたものの、81分、またしても金井が決めて3-2とリードを奪った。終了間際にも前田 直輝にゴールが生まれた名古屋は、4-2と打ち合いを制し、これで3連勝を達成した。
イニエスタの初ゴールはこちら!
■試合データ
札幌vsC大阪
清水vs川崎F
名古屋vs鹿島
柏vs仙台
湘南vs横浜FM
神戸vs磐田
広島vs長崎
鳥栖vs浦和