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首位の鹿児島は北九州と激突。追いかける琉球はホームに藤枝を迎え撃つ【プレビュー:明治安田J3 第17節】

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2018年7月6日(金) 19:40

首位の鹿児島は北九州と激突。追いかける琉球はホームに藤枝を迎え撃つ【プレビュー:明治安田J3 第17節】

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首位の鹿児島は北九州と激突。追いかける琉球はホームに藤枝を迎え撃つ【プレビュー:明治安田J3 第17節】
柱谷監督(左)就任後、負けなしの北九州と三浦監督(右)率いる首位の鹿児島が激突!

明治安田生命J3リーグは、シーズンの半分にあたる第17節を迎える。未消化試合がいくつかあり、正確にはすべてのチームが前半戦を終えることにはならないが、ほとんどのチームはこれで一回りの対戦を終えるため、ひとつの区切りの節となる。優勝、昇格争いがさらに熾烈を増すなか、後半戦に向けて弾みをつけるのは果たしてどのチームか。

首位に立つ鹿児島は、アウェイで北九州と激突。前節はYS横浜に引き分け、2試合連続のドローとなった。先制される試合が続いているだけに、慎重な試合の入り方が求められるだろう。一方の北九州は前節、鳥取に快勝を収め復調の気配を示す。柱谷 哲二監督就任後は負けなしで、現状は最下位に沈むものの今後の巻き返しに期待が持てそうだ。

前節、ハットトリックを達成した中川 風希(琉球)が今節も注目選手となるだろう
前節、ハットトリックを達成した中川 風希(琉球)が今節も注目選手となるだろう

鹿児島を追う琉球はホームに藤枝を迎える。7試合負けなしで、現在は2連勝中。前節は盛岡相手に4-1と快勝を収めた。見事にハットトリックを達成した中川 風希が今節も注目選手となるだろう。藤枝は前節、リードを守り切れずにF東23と引き分けた。それでも状態は悪くなく、上位進出に向けて高いモチベーションを備える。琉球の攻撃力をいかに封じるかが、今節最大のテーマとなる。

3位の沼津はホームでYS横浜と対戦。守備の安定感を備えるものの、得点力不足を露呈し、停滞を強いられている。優勝争いに食らいつくためにも、攻撃陣の奮起が求められる。YS横浜も思うように勝点を積み上げられていない。それでも前節は首位の鹿児島に引き分け、粘りを見せている。リードを守り切れなかった守備面を上手く修正したいところだ。

鳥取はホームで群馬と対戦。完敗を喫した前節の北九州戦から、立て直しを図りたい。群馬は2連敗で11位に転落。2試合連続無得点の攻撃面の課題をいかに修正できるかが、ポイントとなるだろう。

福島はアウェイでF東23と対戦。9試合負けなしながら、6試合連続引き分け中と勝ち切れない戦いが続く。前節も終了間際の失点で勝利を逃しており、90分を通した危機管理が求められてきそうだ。F東23は5試合未勝利と苦戦が続く。今節敗れれば最下位に転落する危険性もあるなか、若い力の爆発が期待される。

C大23はホームに盛岡を迎える。こちらも7試合勝利がなく停滞するが、前節は沼津に引き分け、連敗を3で食い止めた。最悪の状態から脱しつつあるだけに、ホームで勝利を手にし、再び勢いに乗っていきたい。対する盛岡は好調を維持していたものの、前節、琉球に敗れ、連勝が3でストップした。4失点を喫した守備の修正が何よりも求められるだろう。

秋田は前節試合がなく、2週間ぶりの一戦に。ここ3試合は負けがなく復調の気配を示しているが、得点力不足の課題は解消されていない。上位進出を実現するためにも、このテーマをクリアしたい。対する相模原は前節、G大23との打ち合いに屈し、連勝を実現できなかった。攻撃陣は好調を維持するだけに、こちらは守備面の修正がポイントとなるだろう。

長野vs富山は、ともに監督交代で巻き返しを狙うチーム同士の一戦に。長野は阪倉 裕二監督就任後、1勝1分1敗とわずかに好転の兆しを見せる。一方の富山は安達 亮監督のもとで3勝1分1敗と完全に流れを変えている。現状は下位に沈む両者だが、後半戦の巻き返しを実現すべく、ともに勝利を目指した激しい戦いが繰り広げられそうだ。

■各試合の見どころをチェック
沼津vsYS横浜
F東23vs福島
北九州vs鹿児島
琉球vs藤枝
鳥取vs群馬
C大23vs盛岡
秋田vs相模原
長野vs富山
※G大23は試合なし

 

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