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Jリーグに所属する日本代表10選手のストロングポイントとは?【Jリーグ】

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2018年5月23日(水) 16:00

Jリーグに所属する日本代表10選手のストロングポイントとは?【Jリーグ】

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Jリーグに所属する日本代表10選手のストロングポイントとは?【Jリーグ】
ロシア行きの切符を手にすることができるのか。その可能性を推しはかるうえで、それぞれのプレースタイルの特徴をデータで抽出してみた

5月30日に行われる国際親善試合のガーナ代表戦に臨む日本代表メンバー27人が発表された。

Jリーグからは首位の広島の躍進を支える青山 敏弘が実に3年ぶりに代表復帰したのをはじめ、前監督のハリルホジッチ体制下で常連だった槙野 智章(浦和)ら計10人がメンバー入り。ワールドカップ本大会の23人枠をかけて、最後のアピールを狙う。

今回選ばれた10人は、果たしてロシア行きの切符を手にすることができるのか。その可能性を推しはかるうえで、それぞれのプレースタイルの特徴をデータで抽出してみた。

下の表は、今季15節までのデータのうち、リーグで10位以内に入っている項目をピックアップしたもの。各選手の強みがどこかにあるかを探るうえで、参考になるはずだ。

Jリーグ所属日本代表選手の特徴的なスタッツ

(第15節終了時)
(第15節終了時)

まず青山は、「ゴールに繋がったパス数」がリーグ1位を記録。これはアシストだけでなく、得点に至るまでの3本以内のパスと定義づけられるデータだが、青山は実に9度も得点に絡んでいることが分かる。また青山は「アタッキングサードへの前方ロングパス数」でも上位にランクイン。正確なフィードを操り、一気に局面を変える役割も担っている。

山口 蛍(C大阪)は、「インターセプト数」で、2位に7回の差をつける断トツの数字を記録。確かな読みと鋭い出足で多くのパスカットを実現した。大島 僚太(川崎F)は「アタッキングサードでのパス成功率」が際立った。危険なエリアで正確なパスを供給し、多くのチャンスを演出。インターセプトの数も多く、守備での貢献度も高かった。

三竿 健斗(鹿島)は「インターセプト数」「タックル数」で上位にランクイン。MF陣はいずれもボランチの選手だが、青山と大島は攻撃型、山口と三竿は守備型に分類できるだろう。

DF陣では槙野が、「自陣PA内でのタックル数+ブロック数」で、鳥栖のキム ミンヒョクに次ぐ2位。日本人ではトップの数値を記録した。危険なエリアで身体を張り、ピンチを防ぐプレーが、槙野の特長と言えるだろう。

昌子 源(鹿島)は「タックル数」でリーグトップを記録。植田 直通(鹿島)は「自陣での空中戦勝利数」が1位で、エアバトルの強さを証明している。また「自陣PA内でのタックル数+ブロック数」でも槙野に次いで3位。さらに植田は「アタッキングサードへの前方ロングパス数」でも3位になっており、フィード力の高さも示している。

遠藤 航(浦和)は「アタッキングサードへの前方ロングパス数」で2位にランクイン。CB、SB、ボランチをこなす守備のユーティリティだが、チームではより攻撃面での貢献度が高かったことが窺える。

GKでは東口 順昭(G大阪)が「セーブ数」で1位を記録。不調に陥るチームにおいて、東口のビッグセーブが多くのピンチを救っていた。中村 航輔(柏)は「GKの走行距離」でもっとも短かった選手として取り上げた。やや強引なランク付けだが、ゴール前でどっしりと構え、シュートを確実に防ぐのが中村のスタイルと言えそうだ。

データ協力:データスタジアム

 

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