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すでに昨季の勝点超えを果たした広島はこのまま逃げ切れるのか?【Jリーグ】

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2018年5月8日(火) 17:45

すでに昨季の勝点超えを果たした広島はこのまま逃げ切れるのか?【Jリーグ】

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すでに昨季の勝点超えを果たした広島はこのまま逃げ切れるのか?【Jリーグ】
無類の強さを示す今季の広島だが、このまま優勝を果たすことができるのだろうか?!

第13節終了時で、首位を独走する広島は、ここまで11勝1分1敗で勝点34を得ている。これは、昨季広島がシーズンを通して獲得した勝点33をすでに上回る数字であり、低迷したチームの驚異のV字回復を物語っている。

無類の強さを示す今季の広島だが、2005年以降、13節終了時での勝点34は過去最高の成績となる。2005年の鹿島と2013年の大宮が32ポイントでこれに続いており、また2015年の浦和は13節終了時点で1試合消化試合が少ないながら30ポイントを稼いでおり、無敗で首位を独走していた。

J1第13節終了時1位チームのシーズン終了後の成績

※2011年は震災の影響により変則開催となったため、多くのチームが13試合を消化した第18節終了時の順位 ※2009年の鹿島と2012年の浦和はACLの日程による影響で1試合未消化 ※2015年と2016年のシーズン終了後の順位は年間勝点順位 ※2016年はチャンピオンシップを制した鹿島が優勝
※2011年は震災の影響により変則開催となったため、多くのチームが13試合を消化した第18節終了時の順位 ※2009年の鹿島と2012年の浦和はACLの日程による影響で1試合未消化 ※2015年と2016年のシーズン終了後の順位は年間勝点順位 ※2016年はチャンピオンシップを制した鹿島が優勝

もっともこれらの3チームは、序盤戦で圧倒的な強さを示しながらも、いずれも優勝を逃している。2005年の鹿島は勝点1差で惜しくもタイトルを手にできず、2015年の浦和は無敗のまま1stステージを制したものの、2ndステージでは4位に終わり、年間の勝点数でも広島に次いで2位。チャンピオンシップでは準決勝でG大阪に敗れ、結果的に年間順位では3位となっている。

最も失速したのは2013年の大宮で、13節終了時点では32ポイントだったが、その後の21試合で13ポイントしか上積みできなかった。序盤の貯金が活き、残留争いに巻き込まれることはなかったが、二度の8連敗を喫するなど、苦しい戦いを強いられた。

逆にそのまま優勝を果たしたのは2009年の鹿島と、2011年の柏の2チームのみ。スタートダッシュに成功したチームが、その後も安定した力を発揮し、逃げ切りを果たすのは決して容易ではないことが分かる。

一方で現在、広島と2位のFC東京との勝点差は8。過去のデータでは、8ポイント差を逆転して優勝したケースは4つしかない。その意味では、大量リードを得た広島が、そのまま優勝を果たす可能性も十分にあり得るだろう。

ちなみに4つのケースのうち二度はG大阪で、いずれも10ポイント以上の差を覆しての大逆転優勝だった。

データ協力:データスタジアム

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