明治安田生命J1リーグは2日に第12節の9試合が行われ、首位の広島が清水を下して勝点3を加えた一方、2位のFC東京は神戸とスコアレスドローに終わり、両者の勝点差が8に広がった。
ホームで清水と対戦した広島は、17分にパトリックのゴールで先制すると、56分には柏 好文が追加点を奪い、2-0と快勝を収めた。アウェイで神戸と対戦したFC東京は、チャンスを作りながらも決め手を欠き、ゴールをこじ開けられず。0-0の引き分けに終わり、連勝が3でストップした。
ホームに浦和を迎えた川崎Fは興梠 慎三に2ゴールを奪われ、0-2と完敗。5試合ぶりの黒星を喫し、4位に転落した。一方、勝った浦和はオズワルド オリヴェイラ体制下での初勝利となった。川崎Fに代わって3位に浮上したのは札幌。鳥栖とのアウェイゲームは、51分に先制点を奪われる苦しい展開も、途中出場のジュリーニョが2ゴールを奪い、2-1と逆転勝利を収めた。これで札幌は9戦負けなしに。敗れた鳥栖は7連敗となった。
ホームで長崎と対戦した鹿島は、鈴木 優磨と金崎 夢生のゴールで2-1と勝利。磐田は田口 泰士の2ゴールなどで横浜FMを3-1で下し、6位に順位を上げている。
湘南の本拠地に乗り込んだ柏は、クリスティアーノと江坂 任にゴールが生まれ、2-1と接戦をものにした。G大阪は倉田 秋の2試合連続ゴールで、1-0と仙台を下している。名古屋はホームでC大阪と対戦し、0-0の引き分けに。連敗を8で止め、久しぶりに勝点を積み上げている。
■試合データ
鹿島vs長崎
川崎Fvs浦和
横浜FMvs磐田
湘南vs柏
名古屋vsC大阪
G大阪vs仙台
神戸vsFC東京
広島vs清水
鳥栖vs札幌