明治安田生命J1リーグは28日に第11節の8試合が行われ、広島が長崎を下し、首位の座を堅持した。
アウェイで長崎と対戦した広島は、0-0で迎えた52分に、途中出場のティーラシンが先制ゴールを奪うと、59分にはセットプレーから佐々木 翔が追加点。その後の長崎の反撃をゼロに抑え、2-0と快勝を収めた。これで広島は9勝目を挙げ、勝点を28に伸ばした。敗れた長崎は連勝が4でストップしている。
ホームに名古屋を迎えたFC東京は、ディエゴ オリヴェイラが2ゴールを奪う活躍を見せ、3-2と打ち合いを制した。3連勝を達成し、広島を勝点6差で追走する。一方の名古屋はこれで泥沼の8連敗となった。アウェイで神戸と対戦した川崎Fは、1-1で迎えた88分に小林 悠が決勝ゴールをマーク。2-1と接戦を制し、3連勝となった。
ホームで札幌と対戦した仙台は、1-2で迎えた90+4分に、大岩 一貴が値千金の同点ゴールをマーク。土壇場で追いつき、勝点1を確保した。清水は鄭 大世のゴールなどで2-1と柏に競り勝ち、2連勝を達成。磐田とC大阪の一戦は、川又 堅碁と杉本 健勇の両エースが1点ずつを奪い合い、1-1の引き分けに終わっている。
アウェイで浦和と対戦した湘南は、30分に生まれた石川 俊輝のゴールを守り抜き、1-0と勝利。浦和はオズワルド オリヴェイラ監督就任後、2連敗となっている。横浜FMは遠藤 渓太のゴールなどで3点を奪い、3-0と鹿島に快勝。6試合ぶりに勝点3を手にした。一方敗れた鹿島は、15位に転落している。
■試合データ
長崎vs広島
仙台vs札幌
清水vs柏
FC東京vs名古屋
磐田vsC大阪
浦和vs湘南
神戸vs川崎F
横浜FMvs鹿島