明治安田生命J1リーグは21日に第9節の8試合が行われ、首位の広島が鳥栖を下し、開幕からの無敗記録を9に伸ばした。
ホームに鳥栖を迎えた広島は、0-0で迎えた83分にパトリックが値千金の決勝ゴールを奪取。1-0で鳥栖を下し、5連勝を達成。8勝1分で勝点を25に伸ばし、独走状態を築いている。
前節まで2位の仙台はホームで磐田と対戦。0-0で迎えた後半に松浦 拓弥のゴールなどで3点を奪われ、0-3と完敗を喫している。G大阪とC大阪による「大阪ダービー」は、41分にファン ウィジョがPKを沈めて奪った1点を守り抜き、G大阪が1-0と勝利。今季2勝目を挙げ、最下位から脱出している。
アウェイで清水と対戦したFC東京は、59分に生まれた永井 謙佑のゴールが決勝点となり、1-0と勝利。勝点を16に伸ばし、2位に浮上した。ホームで鹿島と対戦した川崎Fは開始5分に相手のオウンゴールで先制すると、後半にもエドゥアルド ネットのゴールなどで3点を追加。4-1と快勝を収め、5試合ぶりの勝点3を手にしている。
横浜FMと湘南による「神奈川ダービー」は、激しい打ち合いとなった。開始8分にオウンゴールで先制した湘南は、アレン ステバノヴィッチの2得点などで前半だけで4点を奪取。一方の横浜FMもウーゴ ヴィエイラが前半だけでハットトリックを達成し、1点差に追いすがった。後半立ち上がりにミロシュ デゲネクのゴールで追いついた横浜FMは、その後も一方的に攻め立てたものの決定打は生まれず。互いに持ち味を発揮した一戦は、4-4の痛み分けに終わっている。
3連勝同士の対戦となった浦和と札幌の一戦は、両者譲らずスコアレスドローで終了。暫定的に浦和を指揮していた大槻 毅監督はラストマッチを勝利で飾れなかったものの、無敗でその座を退くことになった。ホームで名古屋と対戦した神戸は、ルーカス ポドルスキの2ゴールなどで3-0と快勝。敗れた名古屋は6連敗となり、G大阪にかわされ最下位に転落した。
■試合データ
清水vsFC東京
仙台vs磐田
広島vs鳥栖
浦和vs札幌
川崎Fvs鹿島
横浜FMvs湘南
神戸vs名古屋
G大阪vsC大阪