Jリーグの次世代を担う若い選手層の育成・今後のJリーグの発展を目的として、今年から始まった『TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD』の授賞式が、4日に都内で開催されました。
J1・J2・J3のクラブに所属する満23歳以下の519名を対象に行われたこのアワードは、シーズンを通しての活躍と、Jリーグ選手OBやサッカー雑誌編集長を含むアワードサポーターによる選考を経て、候補者30名を選出。さらにファンの一般投票を含む最終選考を経て、今年もっとも輝いた若手11人が決定しました。受賞者は以下の通り。
GK 中村 航輔(柏レイソル)
DF 植田 直通(鹿島アントラーズ)
DF 中山 雄太(柏レイソル)
DF ミロシュ デゲネク(横浜F・マリノス)
MF 青木 亮太(名古屋グランパス)
MF 井手口 陽介(ガンバ大阪)
MF 川辺 駿(ジュビロ磐田)
MF 三好 康児(川崎フロンターレ)
FW 鈴木 優磨(鹿島アントラーズ)
FW 西村 拓真(ベガルタ仙台 )
FW 前田 大然(水戸ホーリーホック)
授賞式には、日本代表に選出された3選手と、ミロシュ デゲネクを除く7人が出席。Jリーグの村井 満チェアマンや特別ゲストの中山 雅史さん、中田 浩二さんも登壇し、華やかなセレモニーが行われました。受賞者には記念品として、タグ・ホイヤーの人気モデル「アクアレーサー」が贈呈されています。
受賞者のコメントは以下の通り。(出席者のみ)
■中山 雄太
まずはこのような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。非常に嬉しい気持ちが大きいです。今シーズンは、Jリーグは4位で終わったんですけど、個人としては去年よよりも課題が残ったり、成長した点を多く見つけられたので、来年はそれを克服しつつ、レベルアップできるように頑張りたいです。
これからはこの賞に恥じないようにやっていきたいです。あと、今日ここに来れていない選手はA代表に入っているので、今日ここに呼んでもらえたのは嬉しいですけど、A代表に入っていきたいですし、今入っている選手を脅かしていきたい。今年はまだ天皇杯も残っているので、優勝目指して頑張っていきたい。
■三好 康児
受賞できてとてもうれしいです。今シーズンはカップ戦などで悔しい思いをしましたが、最後はリーグ戦で優勝という結果を手にできたのはすごくうれしいことですし、ずっと川崎で育ってきた来た自分としては、優勝というものが凄く大きなものだと感じました。
個人的には出場数の部分だったり、なかなか思い通りに行ったシーズンではなかったですけど、それも含めて自分のこれからの糧になる1年になったと思います。
タグ・ホイヤーに名前負けしないような、自分がブランドになれるような選手になりたいですし、中山選手も言いましたけど、A代表を目指して、自分がピッチで活躍する姿を見せていければと思います。
■川辺 駿
ありがとうございます。この賞をもらって自信にするとともに、責任感を持って今後プレーしていきたいです。レンタルでしたがジュビロで今年3年目を迎えて、チームの躍進に少しでも貢献できたと思っています。中村俊輔選手や川又 堅碁選手と、日本を代表する選手が新加入としてきて、そういう選手を普段の生活から見ることができ、自分の成長につながっていると思います。これからも経験してきたことを生かして、もっともっと成長していきたいと思います。
A代表に入って、ワールドカップで活躍することを今は一番近い目標に設定しています、来年シーズン、開幕と同時にスタートダッシュを切って、今いるメンバーを脅かされるように頑張ります。
■青木 亮太
このような賞をいただき嬉しく思います。今シーズンは、プレーオフからでしたけど、1年でJ1に復帰することができました。個人としても少しは試合に出れるようになって、チームの力になれたところもあったし、課題も少し見えましたので、来年はJ1という舞台で自分の力を発揮できるように、これからも成長できるようにやっていきたいと思います。
チームでしっかりと活躍できるようにするのはもちろん、A代表にも選ばれて活躍したいという気持ちもありますので、高いところを目標にして頑張っていきたいです。
■西村 拓真
本当にうれしく思います。今シーズンはチームとしても、個人としても力のなさを感じたシーズンだったので、来年はしっかりと結果を残せるように、みなさんの期待に応えられるようなプレーをして、上に這い上がっていきたいです。
このタグ・ホイヤーを付けて、ポジティブに成長して、来年もまたここで、格好つけられるように頑張りたいと思います。
■鈴木 優磨
この賞をいただき嬉しく思います。チームとしては最後の最後で優勝できなかったですし、個人としても納得のいく結果が出なかったので、来年は必ずチャンピオンになって、個人としても良い結果を残せるように頑張りたいと思います。
同い年の井手口選手が今日ここにきていないことに、すごく自分も悔しさを感じています。少なからず、そこにライバル心をもってやっていますので、絶対に追いつきたいと思います。
■前田 大然
受賞できてとてもうれしいです。個人としても、チームとしても、もっとできると思って臨んだシーズンでしたが、あまりいい結果を出せず、個人としてももっとやれるという想いがあったので、来年はもっとステップアップして頑張っていきたいと思います。
やるからには一番上を目指して、A代表に入って世界で活躍したいと思っているので、また来年から頑張りたいと思います。