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沼津vs栃木の最終決戦は、優勝のかかった大一番に。わずかに可能性を残す秋田は鳥取と激突【プレビュー:明治安田J3 第34節】

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2017年12月2日(土) 20:08

沼津vs栃木の最終決戦は、優勝のかかった大一番に。わずかに可能性を残す秋田は鳥取と激突【プレビュー:明治安田J3 第34節】

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沼津vs栃木の最終決戦は、優勝のかかった大一番に。わずかに可能性を残す秋田は鳥取と激突【プレビュー:明治安田J3 第34節】
両者、優勝の懸かる直接対決に注目が集まる。

明治安田生命J3リーグは3日、最終節を迎える。勝点1差の中で上位3チームがひしめき合う、混戦の優勝争いを制するのは、果たしてどのチームか。

勝点59で首位に立つ栃木を、勝点58の沼津と秋田が追いかける状況だが、運命のいたずらと言うべきか、この最終節に1位と2位の直接対決が待ち受けていた。沼津vs栃木の一戦は、今季のリーグ戦で最も注目を集める戦いとなることは間違いない。

栃木はここ5試合勝ちがなく、3試合連続引き分け中。得点力不足を露呈し、勝ち切れない戦いが続いている。ネイツ ペチュニク、西谷 和希ら攻撃陣の奮起が何よりも求められる。一方の沼津は優勝のためには勝利が絶対条件。前節は北九州の堅守を崩せずにスコアレスドローに終わった。こちらもここ4試合でわずか1得点とゴールを奪えていないだけに、いかにリスクを負った攻撃を仕掛けられるかがポイントとなるだろう。前回対戦では栃木が勝利を収めているが、果たしてこの大一番でいかなる運命が待ち受けているだろうか。

逆転優勝を狙う秋田も勝利が絶対条件。しかも勝利を収めても、沼津vs栃木が引き分けた場合のみ、優勝が決定する。他力ではあるものの、まずは勝点3を確実に手にし、吉報を待ちたい。今節の対戦相手は最下位に沈む鳥取。前回対戦でも3-1と快勝を収めた相手であり、額面通りの力を発揮できれば、結果を手に入れられる可能性は高い。前節に露呈した守備の課題を修正することも、求められてくるだろう。

鹿児島のエース・藤本は2年連続得点王なるか?!
鹿児島のエース・藤本は2年連続得点王なるか?!

ホームで相模原と対戦する鹿児島は、藤本 憲明のパフォーマンスに注目が集まる。現在、21ゴールで得点ランクのトップを走る。2位の薗田 卓馬(沼津)との差は3ゴール開いており、ほぼタイトルを手中に収めているが、さらなるゴールを上積みし、2年連続得点王の快挙に花を添えたい。

前節、3ゴールを奪って快勝した福島は盛岡との東北対決に。2ゴールを奪った樋口 寛規が今節もカギを握るだろう。対する盛岡はC大23に3失点を喫した守備の修正がポイントとなる。

3戦目負けなしと好調の長野は、4戦負けなしと同じく好調の北九州と激突。ともに昇格を目指しながら、結果を出せなかった両チームにとって、来季につながるポジティブな戦いを演じたいところだ。

藤枝は前節、秋田に3-0と快勝を収め勢いに乗る。2ゴールを奪った越智 亮介を中心した攻撃サッカーで連勝を狙う。YS横浜は4連敗中と元気がない。4試合で11失点と不安を露呈する守備陣の奮起が求められるだろう。

6位の琉球と7位の富山は同勝点で並ぶチームの対戦に。ここ5試合で1敗の前者に対し、後者は5試合勝利から見放されている。対照的な状況の両者だが、勝ったほうが今季の順位で上に立てるだけに、お互いの意地がぶつかり合う激しい戦いが展開されそうだ。

F東23vsC大23は、石川 直宏のラストマッチとして注目が集まる。多くの観衆が集まることが予想される一戦で、FC東京のレジェンドはいかなるプレーを見せるのか。そして若手は偉大なる先輩を良い形で送り出すためにも、気持ちのこもったパフォーマンスを示すはずだ。

■各試合の見どころをチェック
福島vs盛岡
長野vs北九州
藤枝vsYS横浜
沼津vs栃木
鳥取vs秋田
鹿児島vs相模原
琉球vs富山
F東23vsC大23

 

 

 

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