2017年11月26日(日) 16:37
連覇を狙う鹿島はホームで優勝を決められず 大宮は3季ぶり2度目のJ2降格へ…残留争いは清水・甲府の2チームへ絞られる【サマリー:明治安田J1 第33節】
明治安田生命J1リーグは26日に第33節の8試合が行われ、鹿島は柏と引き分けに終わり、優勝は持ち越しとなった。
ホームに柏を迎えた鹿島は押し気味に試合を進めながらもゴールを割れず、スコアレスドローで終了。勝点1を加えたものの、この日試合のなかった2位の川崎Fとの勝点差は5で、ホームで優勝を決定できなかった。29日に浦和と対戦する川崎Fが引き分け以下の結果の場合に、鹿島の2年連続優勝が決定する。
ホームで神戸と対戦した3位のC大阪は、11分に先制を許す苦しい展開も、41分に杉本 健勇のゴールで追いつくと、67分にマテイ ヨニッチが逆転ゴールを奪取。終了間際にも再び杉本が決めて、3-1と快勝を収めた。この結果、C大阪は勝点を63まで伸ばし3位以上が確定。来季のACL出場権を手に入れた。
ホームでFC東京と対戦した広島は、柴﨑 晃誠と稲垣 祥のゴールで2-1と勝利を収め、残留を確定させた。この試合ではFC東京の久保 建英がJ1デビューを果たしている。一方、ホームに甲府を迎えた大宮は決定打を欠き、スコアレスドローで終了。前節の新潟に続き、J2降格が決まった。甲府も勝点1を加えるにとどまり、残留圏から抜け出せなかった。
清水は新潟相手に2点のリードを奪いながら、終盤に3失点を喫し、まさかの逆転負け。残留を確定できず、残留争いは甲府との一騎打ちとなった。
仙台は石原 直樹のゴールなどで一時は逆転しながら、終盤のオウンゴールで追い付かれ、横浜FMと2-2で引き分けた。アウェイでG大阪と対戦した札幌はジェイの決勝ゴールで1-0と勝利した。磐田は川又 堅碁のゴールなどで、2-0と鳥栖を下し、5位に順位を上げている。
■試合データ
仙台vs横浜FM
鹿島vs柏
大宮vs甲府
清水vs新潟
G大阪vs札幌
C大阪vs神戸
広島vsFC東京
鳥栖vs磐田
浦和vs川崎F