京都サンガF.C.U-18の選手、チームスタッフの皆さん、2001年以来16年ぶりとなるJユースカップ優勝おめでとうございます。負けたら終わりのトーナメント方式の今大会、準決勝までわずか2失点という堅守と、2回戦から決勝まですべて1点差のゲームをモノにする勝負強さは際立っていました。今年の決勝は、関西勢同士の対戦となり、同じ地区のライバルを倒しての戴冠は称賛に値します。
惜しくも準優勝に終わったもののガンバ大阪ユースの攻撃的なサッカーは、多くの観客を魅了するほど素晴らしいものでした。特に準決勝の川崎フロンターレU-18戦は残り10分を切ってから2点差をひっくり返す見事な逆転劇で、試合を観ていた多くの人に感動を与えるものでした。
Jユースカップは今年25回目の開催でした。これまで本大会をきっかけに活躍の幅を広げ、日本を代表する存在に成長した選手も多く、日本サッカーの発展に大きく寄与して頂いています。今年も、選手たちは非常にハイレベルな戦いを見せてくれました。3年後の東京オリンピックが今から非常に楽しみです。今大会で活躍した選手が一人でも多く、3年後の舞台に立つことを願ってやみません。
また、Jユースカップでベスト4に進出した4チーム京都サンガF.C.U-18、ガンバ大阪ユース、川崎フロンターレU-18、サンフレッチェ広島F.Cユース)には、12月に長野で開催されるインターナショナルユースカップへの出場権が与えられます。今年も世界の様々な地域から同年代のトップレベルの選手たちが集まるこの大会で、国際経験を積み、世界のトップレベルとの距離感を感じてもらいたいと思います。
最後に、今年の決勝は初めて長野Uスタジアムでの開催となりましたが、大会運営にご協力いただいた皆様、そしてともに大会を盛り上げてくださった朝日新聞社様、日刊スポーツ新聞社様、株式会社日本旅行様、東京海上日動火災保険株式会社様に心より御礼申し上げます。