2017年11月11日(土) 21:33
長崎が2位以内を確定し悲願のJ1昇格決定!追う名古屋と福岡は勝利逃すもJ1昇格プレーオフ準決勝のホーム開催が決定【サマリー:明治安田J2 第41節】
明治安田生命J2リーグは11日に第41節の7試合が行われ、讃岐を下した長崎が初のJ1昇格を決めた。
前節まで2位の長崎は今節に勝利を収め、3位の名古屋と4位の福岡が引き分け以下に終わった場合に昇格が決まる状況だった。まず14時キックオフの名古屋vs千葉の一戦は、後半に千葉の攻撃陣が爆発。ラリベイの2ゴールなどで3-0と勝利を収めた。千葉は6連勝で暫定8位に浮上。J1昇格プレーオフ出場に望みをつなげた。一方の名古屋は8試合ぶりの黒星を喫した。
4位の福岡は、同じく14時キックオフの試合で、松本と対戦。42分に山瀬 功治のゴールで先制しながら、84分にパウリーニョにゴールを許し、1-1の引き分けに終わった。この結果、長崎は勝てば昇格が決まる状況となった。
ホームでのナイトゲームで讃岐と対戦した長崎は、27分に乾 大知のゴールで先制したものの、62分に同点ゴールを許してしまう。しかし、そこから勢いを増した長崎は、73分に前田 悠佑のゴールで勝ち越しに成功すると、82分に翁長 聖が勝利を決定づける3点目を奪取。3-1で讃岐を下し、悲願のJ1昇格を達成した。
ともにJ1昇格プレーオフ出場を目指す徳島と大分の一戦は、0-0で迎えた89分に渡 大生が決勝ゴールを奪取。1-0と徳島が勝利を収め、松本をかわし、5位に浮上した。一方敗れた大分は、J1昇格プレーオフ出場の可能性が潰えている。アウェイで京都と対戦した東京Vは、67分に生まれたアラン ピニェイロのゴールを守り抜き、1-0と勝利。6位に順位を上げている。
この結果、J1昇格プレーオフは、3位の福岡と4位の名古屋の出場が決定。両クラブはまた、準決勝をホームで開催する権利を手にしている。5位の徳島から8位の千葉までが勝点2差の中にひしめき合い、明日、岡山と対戦する9位の横浜FCが勝利を収めれば、横浜FCを含めた5チームが残り二つの枠を争う構図となる。
残留争いを強いられる熊本は、ホームで金沢に1-4と完敗。明日、町田と対戦する山口の結果次第では降格圏に沈む可能性がある。岐阜と湘南の一戦は、両者譲らず1-1の引き分けに終わっている。
■2017J1昇格プレーオフ キックオフ時刻・スタジアム決定
開催日 | キックオフ | 対戦カード | スタジアム | |||
準決勝 | 11/26(日) | 13:00 | アビスパ福岡 | vs | 未定 | えがおS |
準決勝 | 11/26(日) | 16:00 | 名古屋グランパス | vs | 未定 |
パロ瑞穂 |
※太字下線が決定部分です。