3日、明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第4節の2試合が行われ、G大阪が宇佐美 貴史の2得点などで名古屋を3-1で下した。また、鹿島は鳥栖に3-1で勝利し、シーズン初白星を手にしている。
本拠地に名古屋を迎えたG大阪は、先日代表初ゴールを挙げた宇佐美が序盤からゴールに迫るも、試合は0-0のまま進む。そのままスコアレスでハーフタイム突入かと思われた前半アディショナルタイム、宇佐美が先制ゴールでG大阪がリードを奪う。
後半に入りさらに勢いづくG大阪は、49分に宇佐美がこの日自身2点目を決めて2-0。63分に名古屋の永井 謙佑の得点で1点差に詰め寄られるも、80分に今野 泰幸が追加点を挙げ、勝利を決定づけた。
今シーズン未だ勝ち星のない鹿島は、立ち上がりの7分に鳥栖の谷口 博之に先制点を許す苦しい展開に。それでも64分に金崎 夢生の同点ゴールで試合を振り出しに戻すと、76分には柴崎 岳がPKを落ち着いて沈め逆転に成功する。さらに、その2分後に遠藤 康が決定的な3点目を奪い、鹿島がシーズン初勝利をホームで飾った。
この結果、G大阪が勝ち点7で暫定ながら首位浮上。鹿島は同4で12位に順位を上げている。