報道関係の皆様のご協力によりグループステージから準決勝まで実施してまいりました、2017JリーグYBCルヴァンカップ「ニューヒーロー賞」の投票をもとに選考委員会において協議した結果、2017JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞は、西村 拓真選手(ベガルタ仙台)に決定いたしました。
ルヴァンカップ開幕から全試合にほぼフル出場。リーグ戦でもレギュラーに定着し、大会をきっかけにステップアップするという、まさにニューヒーロー賞にふさわしい象徴的な活躍を見せたことが評価されました。同選手には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈呈されます。
2017JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞
西村 拓真
ベガルタ仙台FW 背番号30
●生年月日:1996/10/22
●身長/体重:178cm/72kg
●出生地:愛知県
●前所属:名東クラブジュニア-名東クラブJrユース-富山第一高
●2017JリーグYBCルヴァンカップ出場記録:10試合(808分)
●2017Jリーグ出場記録
明治安田生命J1リーグ戦:24試合(1,351分) 2得点
●Jリーグ通算出場記録
J1リーグ戦:36試合 3得点
リーグカップ戦:13試合 2得点
J3リーグ戦:14試合 1得点
■ニューヒーロー賞受賞 西村 拓真選手(ベガルタ仙台)コメント
決勝に行くことが目標だったので悔しい思いの方が大きかったのですが、今まで積み重ねてきたことを評価していただき、賞をもらえて素直に嬉しいです。
これまでは公式戦の出場機会がなかなか少なかったのですが、ルヴァンカップで長い期間を通して試合に出場でき、新しい気付きを得ることができました。自分自身でも大きな成長を感じた大会でした。
受賞できたのはこれまで支えてきてくださった方々やチームメイト、監督、スタッフのおかげです。とても感謝しています。さらに成長して結果を出すことで、チームの力になって恩返しをしていきたいと思います。
賞を取ったことで欲も出てきました。来年はルヴァンカップのタイトルを獲りたいです。
■ニューヒーロー賞選出の経緯
今季のルヴァンカップ開幕から全試合にほぼフル出場。前年リーグチャンピオンの鹿島アントラーズを相手に準々決勝第2戦で得点を決めるなど、クラブ初の準決勝進出を決定づける活躍を見せ、メディア投票でも1位だったベガルタ仙台 西村拓真選手を選出した。
ルヴァンカップグループステージ終了後以降はリーグ戦でもレギュラーに定着し、大会をきっかけにステップアップするという、まさにニューヒーロー賞にふさわしい象徴的な活躍を見せた。
シーズン途中から目覚ましい成長を見せ、常にゴールに向かう姿勢、相手陣内に切り込む積極的なプレーでチームに貢献。20歳ながら(準決勝時)、安定したボディバランスで左右両足を使える技術、前に向かう積極的なプレーは将来への期待も高い。
ニューヒーロー賞を獲得するにふさわしい活躍と、今後の期待値の高さを評価し、東北のクラブから初の選出となった。
■ニューヒーロー賞世代の活躍について
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ 原 博実 副理事長 コメント
今シーズンからルヴァンカップでは先発に21歳以下の選手を含めることを義務付け(決勝を除く)、多くの若手選手が先発を経験している。中でも仙台は、西村選手のほかに佐々木匠選手、椎橋慧也選手などの若手選手の活躍が原動力となってクラブ初の準決勝進出という結果につながった。
ニューヒーロー賞世代では仙台の佐々木、FC東京の中島翔哉などがシーズン途中で新たに活躍の場を移しているが、いずれもルヴァンカップでは多くのメディア投票を獲得している。ルヴァンカップでの活躍が評価の一因になり、ステップアップしていることも特筆すべきこととなる。
その中で、西村選手は、ルヴァンカップ全試合に出場し、グループステージ終了後にレギュラーに定着し、クラブの歴史を塗り替える決定的な活躍をみせた。そうした意味でも、西村選手は、今シーズンのルヴァンカップ、そしてニューヒーロー賞という賞を象徴した存在と言える。
2017JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞 実施概要
■実施概要
●対象選手
・大会開幕時〔2017年3月15日(水)時点〕に23歳以下の選手
・第2種トップ可登録選手およびJFA・Jリーグ特別指定選手も対象
※ただし、過去に同賞を受賞している選手は対象外とする
●選出方法
グループステージ~準決勝までの各試合会場における報道関係者の投票をもとに、Jリーグ
チェアマンを含む選考委員会において、今年度のニューヒーロー賞を選出
■表彰
賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分
■過去の受賞選手 ※( )内は当時所属チーム
1996年 名波 浩(磐田)、斉藤 俊秀(清水)
1997年 三浦 淳宏(横浜F)
1998年 高原 直泰(磐田)
1999年 佐藤 由紀彦(F東京)
2000年 鈴木 隆行(鹿島)
2001年 曽ケ端 準(鹿島)
2002年 坪井 慶介(浦和)
2003年 田中 達也(浦和)
2004年 長谷部 誠(浦和)
2005年 阿部 勇樹(千葉)
2006年 谷口 博之(川崎F)
2007年 安田 理大(G大阪)
2008年 金崎 夢生(大分)
2009年 米本 拓司(F東京)
2010年 髙萩 洋次郎(広島)
2011年 原口 元気(浦和)
2012年 石毛 秀樹(清水)
2013年 齋藤 学(横浜FM)
2014年 宇佐美 貴史(G大阪)
2015年 赤﨑 秀平(鹿島)
2016年 井手口 陽介(G大阪)
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