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2017年度 第9回Jリーグ理事会後定時会見 発言録について

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2017年10月26日(木) 19:45

2017年度 第9回Jリーグ理事会後定時会見 発言録について

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2017年度 第9回Jリーグ理事会後定時会見 発言録について
2017年度 第9回Jリーグ理事会後定時会見 発言録を発表します。

2017年度 第9回Jリーグ理事会後定時会見 発言録を公開します。

2017年度 第9回Jリーグ理事会後定時会見 発言録

 

2017年10月24日(火)
場所:JFAハウス

 

【司会より】
本日の理事会は14時から理事18名で開催いたしました。理事会における決議事項、報告事項のうち本日発表させていただく内容についてチェアマンの村井よりご説明申し上げます。

《決議事項》
1.2017シーズン功労選手賞の件
2.2018シーズン J3クラブライセンス判定の件(現J3クラブ)
3.ホームタウン追加の件(湘南)


1.2017シーズン功労選手賞の件
本年度の功労選手賞は2名を表彰します。
一人目は、市川 大祐さんです。
清水エスパルスヴァンフォーレ甲府水戸ホーリーホック藤枝MYFCでプレー。通算合計511試合。基準を満たしたので功労選手賞として表彰することが決定しました。

二人目は大島 秀夫さんです。
横浜フリューゲルス、京都サンガF.C.、モンテディオ山形横浜F・マリノスアルビレックス新潟ジェフユナイテッド千葉北海道コンサドーレ札幌、ギラヴァンツ北九州でプレー。通算合計で581試合。500試合という基準を上回っているので、お二方を本日、功労選手賞として表彰することを決定しました。12月5日に開催するJリーグアウォーズで表彰予定です。

 

2.2018シーズン J3クラブライセンス判定の件(現J3クラブ)
J3クラブの中でJ1、J2のクラブライセンスに申請しているクラブに関しては9月に合否判定を伝えました。
J3に在籍し、J3のクラブライセンスに申請したクラブは理事会にて審議の結果、資料に記載の7クラブ(盛岡、秋田、福島、YS横浜、相模原、藤枝、沼津)に交付することとなりました。

 

3.ホームタウン追加の件(湘南)
湘南ベルマーレのホームタウンの追加申請がありました。審議の結果、認めることとなりました。これまでは、厚木市を始めとした7市3町でしたが、新たに、鎌倉市、南足柄市、大井町、開成町、中井町、箱根町、松田町、真鶴町、山北町、湯河原町など2市8町が追加し、9市11町をホームタウンとして活動が認められました。


〔村井チェアマンからコメント〕
会の最後に出席全理事より浦和レッズに対し「ACL決勝を頑張って」と激励しました。浦和としては2007年の優勝以来10年ぶりの決勝となります。リーグとしてもガンバ大阪が2008年に優勝以来、久しくファイナリストではありませんでしたが、浦和とアルヒラルとの対決に、リーグをあげて「絶対に勝とう」という話をしました。

ルヴァンカップの決勝が控えています。決勝はセレッソ大阪川崎フロンターレの対戦となります。両クラブとも初タイトルのかかった試合です。C大阪は決勝には初進出ですが、川崎Fは8年ぶりとなります。ファン・サポーターや両チームの想いは非常に大きなものとなります。昨年、埼玉スタジアム2002をホームとする浦和が決勝に進出しましたが、昨年度以上の入場者数が、発券ベース、入場見込みベースで上回っています。2002年の鹿島アントラーズ浦和レッズがリーグカップ戦のご来場いただいた最高記録でした。国立競技場での開催でしたが、それを上回る勢いであると試算しています。盛り上がることを大変楽しみにしています。

シーズン制の議論は継続的にJFAとJリーグが議論しています。議論の場である先般行われた将来構想委員会の内容を、本日の理事会で報告しました。議論の見通しは、来月のJリーグ実行委員会(J1、J2、J3をそれぞれ分けて行なう)および理事会にJFA田嶋会長に来ていただくことになります。その場での議論が、Jリーグ側としては今年の最後になるかもしれません。12月も開催するため最後と確定しているわけではないですが、来月しっかりと議論をしましょうと話しました。将来構想委員会で議論された内容に関しては、JFA側からシーズンを移行する場合のスケジュール案が示されました。Jリーグ側としては、シーズンを移行しない場合のスケジュール案を付け合わせて、両案をそれぞれの角度から検討していきます。本日の理事会では、直近の将来構想委員会で示された移行案と移行をしない案を議論したことを報告しました。本日の理事会で、何かが具体的に決まったわけではありません。次回のJFAとのディスカッションを踏まえて、今年のうちに、最終的な方向性を示したいと考えています。

シーズン終盤に差し掛かり、J1、J2、J3の入場者数の推移は、J1は第30節までの同時期の比較で言うと107%。延べ数で言うと、J1、J2、J3では1,000試合ほどあり、年間1,000万人近い入場者数を記録していますが、その中心を占めるJ1が7%増で推移しています。今年は、J1は1ステージ制に戻ったシーズンですが、ファン・サポーターの皆さんのご協力をいただいて昨年度を上回る推移となりました。J2は昨年並みとなります。一方でJ3が昨年を下回っています。U−23の入場者数(の向上)が図られていないという要因もあります。苦戦してはいますが、(J1、J2、J3の)総合計では昨年を上回る見込みとなります。


【質疑応答】
Q:シーズン移行に関することで、年度内に最終的な方向性をつけるというのは、年内(12月)でしょうか?

A:村井チェアマン
今年中を目処としています。

Q:ビデオ判定導入の報道がありましたが、この件について議論などは行われたのでしょうか?

A:村井チェアマン
本日は、(2017シーズンよりJリーグYBCルヴァンカップで導入した)アディショナルアシスタントレフェリー(AAR:追加副審)について、経過報告がありました。ペナルティーエリアの中で、悪質なファウルの出現頻度が上がったのか、下がったのか。この点について、ある種ゴールポストの横に一人審判が立っていますので、抑制機能になっており、一部が改善したという記録が出ています。その他、いくつかのシーンにおいてVTRを検証し、AARがどう機能していたのか、どのような課題があるのかを総括し議論しました。一方で、世界レベルでビデオ判定やビデオアシスタントレフェリーの導入実験も繰り返されており、日本もトライアルとして実験をスタートしてはどうかという提案も挙がりました。詳細について詰めていくべき事がありますので、確定したタイミングで報告できればと思います。ビデオアシスタントレフェリーとこれまでのAARとの両方を並走してトライしてみてはどうかという意見も出ており、最終的には、皆さんにお伝えできる段階で改めて報告したいと思います。

Jリーグより補足説明:
本件は、日本サッカー協会でも決議いただく内容ですので、両者が整ったところで改めて説明会を開きたいと考えています。

Q:ルヴァンカップの決勝の舞台は今後も埼玉スタジアム2002の流れですか? 東西に分かれてということもあるのでしょうか? 西のクラブからするとアウェイ感が少しあるのではないかと感じます。

A:村井チェアマン
スタジアムについては年度で判断しています。そのため、将来についてはまだ決めていません。今後、新国立競技場が完成し使用する可能性もありますし、おっしゃっていただいたように西にもよいスタジアムがあるので、東西でという可能性も考えられます。総合的な判断で決めたいと思っておりますが、現時点では決めていない状況となります。

 

以上

 

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