今日の試合速報

首位の湘南は金沢を迎え撃つ。6連勝を狙う長崎は山形と激突【プレビュー:明治安田J2 第35節】

一覧へ

2017年9月29日(金) 17:35

首位の湘南は金沢を迎え撃つ。6連勝を狙う長崎は山形と激突【プレビュー:明治安田J2 第35節】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
首位の湘南は金沢を迎え撃つ。6連勝を狙う長崎は山形と激突【プレビュー:明治安田J2 第35節】
湘南が首位の力強さを見せるか、金沢がJ2残留への1勝を手にするか。

前節、首位の湘南が京都と引き分け、2位の長崎との勝点差がわずかに縮まった。それでも、湘南が優位な状況のまま、明治安田生命J2リーグは終盤戦に突入する。

湘南は今節、ホームで金沢と対戦。前節は京都の堅い守りに苦しみ、攻撃が不発に。相手の対策が厳しくなるなか、それをいかに乗り越えていくかが、重要なテーマとなる。金沢はここ2試合負けがなく、状態を上げている。前節は終了間際の失点で追いつかれただけに、終盤の戦い方がポイントとなりそうだ。

長崎は前節、乾の後半AT弾でクラブ新記録の5連勝を達成。この勢いで首位湘南との差を縮めたい。
長崎は前節、乾の後半AT弾でクラブ新記録の5連勝を達成。この勢いで首位湘南との差を縮めたい。

湘南を追う2位の長崎は、現在5連勝と絶好調。すべて1点差での勝利で、ここ2試合はともに終盤の決勝点で競り勝っている。今節もその勝負強さを示し、6連勝を狙う。対戦相手の山形は7試合勝利から見放されている。前節は終了間際の失点で、熊本に競り負けた。長崎とは対照的な状況にあるが、ホームでの一戦で意地を見せたいところだ。

3位の福岡は山口とホームで対戦。前節は岐阜に競り勝ち7試合ぶりの勝利を手にした。優勝争いに踏みとどまるためにも、その良い流れを今節につなげたい。山口は前節、松本との打ち合いを制して3試合ぶりに勝利。降格圏に留まるが、終盤での大逆転劇は今後の戦いに向けて勢いをもたらすものだった。再び上位との対戦となる今節も果敢な攻撃サッカーを示し、金星を狙う。

6戦負けなしで4位に浮上した横浜FCは、群馬の本拠地に乗り込む。失点の大阪屋や気がかりながら、エースのイバが絶好調で、相手を圧倒する戦いを実現する。今節も、得点ランクのトップに立つこのストライカーのパフォーマンスが大きなカギを握る。最下位に沈む群馬は、いよいよ厳しい状況に追い込まれている。前節は水戸に4失点の完敗。守備に不安を抱える一方、ここ2試合無得点と攻撃陣も元気がない。残り8試合、残留の可能性があり限り、チーム一丸となって戦うほかない。

6戦負けなしで4位に浮上した横浜FC。得点ランクトップのイバの得点力がカギとなる。
6戦負けなしで4位に浮上した横浜FC。得点ランクトップのイバの得点力がカギとなる。

5位の名古屋はアウェイで岐阜と対戦。前節は東京Vを撃破して、5試合ぶりの勝利を手にした。持ち前の攻撃力が爆発しての快勝だっただけに、再び勢いに乗っていきそうだ。対する岐阜は福岡に競り負け、連勝が4でストップ。それでも状態は悪くなく、名古屋相手にも互角の戦いを演じるはずだ。ともに攻撃力が持ち味のチームの一戦だけに、多くのゴールが生まれることが予想される。

6位の松本はアウェイで水戸と対戦する。前節は終盤の3失点で、山口に悪夢の逆転負けを喫した。ショックの大きい敗戦から、いかに立て直していくのか。反町康治監督の手腕が問われる一戦となりそうだ。水戸は群馬に快勝を収め、6試合ぶりの勝利を手にした。しかし今節は、4試合連続ゴール中の前田 大然と守備の要である福井 諒司が出場停止。攻守のキーマンを欠くなか、苦しい戦いを強いられそうだ。

7位の徳島は讃岐との四国対決に挑む。隣県のライバル対決であると同時に、昇格プレーオフ進出に向けても勝利こそが求められる一戦に。前節、2ゴールを奪ったエースの渡 大生のパフォーマンスが、この重要な戦いにおいてもカギを握るだろう。一方の讃岐も好調を維持しているだけに、質の高い戦いが期待できる。こちらも岡山相手に鮮やかなシュートを決めた原 一樹のプレーに注目が集まる。

10位の岡山と8位の大分の一戦は、昇格プレーオフ出場圏内を目指すチーム同士の一戦に。前者は4試合勝ちがなく、後者も2試合勝利から見放されている。ともに状態はいいとは言えないなか、求められるのは勝点3。浮上を目指す両者の意地がぶつかり合う、激しい戦いが展開されそうだ。

町田との東京クラシックに挑む東京V。失点が多さが気がかりだが、ドウグラス ヴィエイラの攻撃力に期待したい。
町田との東京クラシックに挑む東京V。失点が多さが気がかりだが、ドウグラス ヴィエイラの攻撃力に期待したい。

4試合勝利から見放される東京Vにとっては正念場の一戦に。今節は町田との“東京クラシック”に挑む。前節、名古屋に4失点を喫するなど、守備面に不安を抱える一方で、ドウグラス ヴィエイラが好調を維持しているのはポジティブな材料だ。守備を意識しつつ、このストライカーを生かす戦いで勝機を見出したい。一方の町田も3試合連続引き分けと勝ち切れない戦いが続く。前節は2点のリードを守り切れずに、徳島と引き分けた。ハードワークを徹底し、90分間集中力を切らさない多戦いを実現したい。

京都はホームで千葉と対戦。8試合勝利がないものの、前節は湘南と引き分けた。首位チームと互角に渡り合ったその手応えを、懇切にもつなげたいところ。一方の千葉もここ7試合でわずかに1勝と、なかなか浮上できないでいる。得点は奪えているだけに、課題は守備面。ゴールまでで粘り強さを示せるかがポイントとなりそうだ。

熊本は3試合負けなしと状態を上げている。今節はホームで愛媛と対戦。守備は機能しているだけに、いかに得点を奪うかがポイントに。前節、決勝ゴールを奪った安 柄俊にかかる期待は大きい。愛媛はここ4試合で8失点の守備が課題。攻撃面は良化の兆しを見せているだけに、相手に隙を与えないサッカーを徹底できるかがテーマとなるだろう。

■各試合の見どころをチェック
山形vs長崎
福岡vs山口
水戸vs松本
京都vs千葉
湘南vs金沢
岡山vs大分
讃岐vs徳島
群馬vs横浜FC
東京Vvs町田
岐阜vs名古屋
熊本vs愛媛

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード