明治安田生命J1リーグは23日に第27節の9試合が行われ、首位の鹿島がG大阪に勝利を収めた一方、2位の川崎Fは神戸と引き分け、両者の勝点差は8に広がった。
ホームにG大阪を迎えた鹿島は開始7分に失点する苦しい展開に。しかし前半アディショナルタイムにレアンドロのゴールで追いつくと、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに植田 直通のゴールが生まれ、土壇場で逆転勝利を収めた。これで鹿島は5連勝とし、勝点を61に伸ばした。
神戸の本拠地に乗り込んだ川崎Fは押し気味に試合を進めながらも決めてを欠き、スコアレスドローで終了。3連勝はならなかった。ホームでFC東京と対戦した柏は武富 孝介の2ゴールなどで、4-1と快勝。3ポイントを加算し、川崎Fと勝点で並んだ。
ホームで仙台と対戦したC大阪は、42分に失点すると70分にも野津田 岳人のゴールを奪われ、0-2。水沼 宏太のゴールで1点を返したものの、終盤にさらに2点を失い、1-4と完敗を喫した。浦和と鳥栖の一戦は、鳥栖の田川 亨介が2ゴールを奪う活躍を見せたものの、浦和も意地を見せ、武藤 雄樹のゴールなどで2-2の引き分けに持ち込んでいる。
残留争いに目を向けると、最下位の新潟はアウェイで札幌と対戦。2点を先行される苦しい展開となったが、終盤に河田 篤秀が2ゴールを奪い、敵地で貴重な勝点1を手にした。アウェイで磐田と対戦した17位の大宮は中村 俊輔のFK弾を浴びるなど、1-2と敗戦。5試合勝利なしとなった。
16位の甲府は、ドゥドゥの2ゴールなどで横浜FMを3-2で撃破。7試合ぶりの勝利を手にした。15位の広島は終盤の2ゴールで3-1と清水を下し、今季初の連勝を達成している。
■試合データ
札幌vs新潟
清水vs広島
浦和vs鳥栖
柏vsFC東京
磐田vs大宮
甲府vs横浜FM
鹿島vsG大阪
C大阪vs仙台
神戸vs川崎F