今日の試合速報

注目は横浜FMvs柏の上位対決。首位の鹿島は最下位の新潟と激突【プレビュー:明治安田J1 第26節】

一覧へ

2017年9月15日(金) 15:32

注目は横浜FMvs柏の上位対決。首位の鹿島は最下位の新潟と激突【プレビュー:明治安田J1 第26節】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
注目は横浜FMvs柏の上位対決。首位の鹿島は最下位の新潟と激突【プレビュー:明治安田J1 第26節】
勝点差2の上位直接対決。優勝戦線に踏みとどまるのはどっちだ!?

首位の鹿島が連覇に向けてひた走るなか、2位以下のチームがいかに食い下がれるか。今節は優勝争いの行方を左右する重要な戦いが繰り広げられそうだ。

3連勝と首位を快走する鹿島は、アウェイで新潟と対戦。ここ3試合はすべて完封勝ちと堅守が光る一方、エースの金崎 夢生も好調を維持する。攻守に隙のない戦いを見せており、今節も安定した戦いを披露するはずだ。一方の新潟は、13試合勝ちがなく、最下位に沈む。とはいえここ2試合は引き分けと、勝利まであと一歩に迫っている。首位チーム相手に厳しい戦いが予想されるが、鹿島の隙を見逃さず、少ないチャンスをモノにするサッカーで勝機を見出したい。

清水は前節、途中出場から決勝ゴールを奪った北川の起用法がカギを握りそうだ。
清水は前節、途中出場から決勝ゴールを奪った北川の起用法がカギを握りそうだ。

鹿島を勝点6差で追いかける2位の川崎Fは、水曜日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)から中2日での戦いとなる。浦和に手痛い逆転負けを喫したそのショックから、上手く切り替えられるかがポイントとなるだろう。対戦相手の清水は、前節、甲府に競り勝ち連敗を脱出。負ければ残留争いに巻き込まれていただけに、大きな1勝となった。前節、途中出場から決勝ゴールを奪った北川 航也の起用法がカギを握りそうだ。

川崎Fと同勝点で3位の柏は、アウェイで横浜FMとの上位対決に挑む。前節は少ないチャンスをモノにし浦和に競り勝った。堅い守りとブラジル人トリオが繰り出す破壊力抜群の攻撃で、連勝を狙う。横浜FMは前節、川崎Fに敗れ、無敗記録が14でストップした。ミスから失点を繰り返した守備の修正を図れるかがポイントとなるだろう。

攻撃面に課題を残す広島は、パトリック、アンデルソン ロペスの個の力を上手く引き出せるかが、重要なテーマとなる。
攻撃面に課題を残す広島は、パトリック、アンデルソン ロペスの個の力を上手く引き出せるかが、重要なテーマとなる。

4位のC大阪は広島の本拠地に乗り込む。前節はFC東京に快勝を収め、4試合ぶりの勝点3を手にした。杉本 健勇が2ゴールと好調を維持しており、このエースの出来が今節もカギを握るだろう。一方の広島は3戦負けなしで16位に浮上。もっとも苦しい状況にあるのに変わりはなく、勝利こそが求められる。ここ3試合で1失点と守備の改善がみられる一方、得点もわずかに2と攻撃面に課題を残す。パトリック、アンデルソン ロペスの個の力を上手く引き出せるかが、重要なテーマとなる。

6位の磐田と8位の浦和の一戦も興味深い。前節、札幌に敗れた磐田にとっては、上位争いに食らいつくためにも連敗は避けたいところ。浦和は逆転勝利を収めたACLの勢いを、この試合にも持ち込みたい。前回対戦は磐田が4ゴールを奪って快勝を収めたが、監督交代後に守備の安定性を高めている浦和が、意地を見せられるか。

篠田 善之監督が退任し、安間 貴義監督が就任したFC東京は、ホームに仙台を迎える。現在3連敗中と苦境に陥るなか、この決断は好転のきっかけとなるのか。攻撃スタイルを標榜する新監督の采配に大いに注目だ。対する仙台はここ5試合で3勝と好調を維持。前節は鳥栖に4-1と快勝と、勢いを加速させている。石原 直樹を軸とした攻撃が機能しているだけに、今節もアグレッシブな戦いを展開するだろう。

2連勝し残留争いから抜け出しつつある札幌は、3試合連続ゴールと絶好調なヘイスに注目だ!
2連勝し残留争いから抜け出しつつある札幌は、3試合連続ゴールと絶好調なヘイスに注目だ!

神戸はホームで札幌と対戦。前節はG大阪に競り勝ち、6試合ぶりの勝利を手にした。ルーカス ポドルスキがフィットしてきたのは好材料で、今節もこのワールドクラスからは目が離せない。札幌は2連勝を達成し、残留争いから抜け出しつつある。こちらは3試合連続ゴール中のヘイスが絶好調。古巣相手の一戦となる都倉 賢のパフォーマンスにも注目が集まる。

15位の甲府はアウェイで鳥栖と対戦。5試合勝利がなく、16位の広島との差はわずかに1。今節の結果次第では降格圏に転落する可能性もあるだけに、強い危機感を持って今節に臨むだろう。得点力不足に苦しむなか、リンス、ドゥドゥら攻撃陣の奮起が必要だ。鳥栖は2連敗と、調子を落としている。ここ2試合で7失点を喫する守備の修正が何より求められる。

17位の大宮はホームにG大阪を迎える。残留を実現するには、なにより勝点3が必要な状況。こちらも得点力不足が大きな課題で、エース格に成長した江坂 任にかかる期待は大きい。G大阪はここ6試合でわずか1勝と、上位争いから陥落しつつある。前回対戦では6ゴールを奪った相性の良い相手を撃破し、再び勢いに乗りたいところだ。

■各試合の見どころをチェック
大宮vsG大阪
新潟vs鹿島
清水vs川崎F
広島vsC大阪
FC東京vs仙台
横浜FMvs柏
神戸vs札幌
鳥栖vs甲府
磐田vs浦和

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード