ロシア ワールドカップ アジア最終予選は現地時間5日に最終節の試合が行われ、日本はアウェイでサウジアラビアと対戦し、0-1で敗れた。
W杯本大会出場を決めたオーストラリア戦に続き、Jリーグからは昌子 源(鹿島)、山口 蛍(C大阪)、井手口 陽介(G大阪)が先発したこの試合は、前節で先発を外れた原口 元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)を中心に序盤から優勢に試合を進め、たびたびCKからチャンスを創出。40分にはこぼれ球を拾った山口から強烈なミドルシュートを放つが、これはGKに阻まれゴールはならない。
後半、日本は早々に再びCKからチャンスを掴み、吉田 麻也(サウサンプトン/イングランド)のヘッドをゴール前で酒井 宏樹(マルセイユ/フランス)が押し込むが、これはゴールライン付近で阻まれてしまう。
するとこのあと流れは一変し、日本は後半からピッチに立ったフハド アルムワラドに翻弄される結果に。55分に長友 佑都(インテル/イタリア)が突破された場面は川島 永嗣(FCメス/フランス)がシュートを足に当てて辛くも逃れるが、63分にはエリア内でフリーになったアルムワラドに強烈なシュートを叩き込まれ、先制点を許してしまう。
このあと、高温多湿の気候のなかで徐々に運動量が奪われた日本は、サウジアラビアのゴール前になかなか攻め込むことができず、試合はこのまま0-1で終了。最終戦は6万人以上の大観衆を集めた敵地で敗れる結果となった。
なお、この試合の結果、サウジアラビアがグループB2位に入り、W杯本大会出場が決定。オーストラリアは得失点差で3位となり、グループA3位のシリアとのプレーオフに回ることとなった。
■試合データ
サウジアラビアvs日本
2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選 特集