讃岐vsC大阪の監督コメント(JリーグYBCルヴァンカップ:2025年3月20日)
一覧へJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド 第1回戦 2025年3月20日(木)14:03KO Pikaraスタジアム
試合終了
10前半1
1後半4
4SH17
2CK9
13FK8
5
- 48'オウンゴール
-
21'チアゴ アンドラーデ
59'ラファエル ハットン
74'ルーカス フェルナンデス
77'ヴィトール ブエノ
84'上門 知樹
カマタマーレ讃岐讃岐
[ 米山 篤志監督 ]
「これでいい」ということは決してないですが、やはり連戦の中でビッグクラブと対戦して、その中で勝利を目指していく難しさを感じた試合でした。1点リードを許した段階でかなり苦しくなりましたが、取り返した後半の立ち上がりは素晴らしい動きを見せてくれたなと思います。同点の時間帯を長く推移できれば、また違った展開にできたと思いますが、勝ち越される時間が早かったことが悔やまれます。もう少し打てる手もあったとは思いますが、選手自身も、ちょっとした差がこれだけの点差になるということを痛感した試合だと思います。私としても、もう一度そういうところに立ち返って詰めていかないといけない。そう思った試合でした。
--「ちょっとした差がこれだけの点差になる」という言葉もありましたが、実際にJ1のクラブと対戦して感じた差とは?奪えたボールをマイボールにして、できれば前に運んで、相手と入れ替わっていく作業ができれば、相手としても出づらくなると思うのですが、そこで再び奪われているようでは、相手もかさにかかって、圧力を掛けてきます。奪ったあとに打開できない。そこが一番大きく感じた差です。守備面に関しても、どっち側に追い込むのか。足を出せる瞬間に出せるかどうか。寄せる距離、あと半歩近ければ、ということもありました。もう少し体の角度が違っていれば、防げたとか。そういうところが結果として表れる部分ではないかと思います。
--連戦の中、難しいゲームでしたが、リーグ戦に生かしていくために得られたことは?強度の中でも精度を出せるかどうか。プレッシャーの中で、どれだけ平常心を持って、どれだけいつもと同じプレーが出せるかどうか。そういったことが大事になると感じました。次の対戦(リーグ次節・栃木C戦)もプレスの圧力が強いチームなので、そういった意味では次につながる試合になったと思います。
セレッソ大阪C大阪
[ アーサー パパス監督 ]
メンタリティーを証明した試合になったと思います。ほかのスタジアムでも今日はJ1のチームがJ3のチームと対戦していますが、僕らが結果で示したような状況になっていないところもあります。結果が伴った、良い勝利になりました。
1-1になって難しい展開にもなりましたが、最後はしっかり締めたと思います。ただ、讃岐さんもリーグでは好調だと思いますし、良いシーズンになることを願っています。
--今日は前線にブラジル国籍選手4人を先発で起用されました。同時に4選手を先発させたのは今季初めてですが、意図や狙いは?それぞれ練習からハードワークしていました。(北野)颯太は連続して90分の試合を重ねるのは初めての経験だと思うので、今日は途中からにしました。あとは、(ブラジル国籍選手たちに)フィジカル的にチームに対して貢献できるレベルに仕上げてほしい、という狙いです。
--J1第4節の新潟戦後、チアゴ アンドラーデ選手の守備の緩さについて「コンディションが上がっていないのでは?」という質問をしたとき、「彼にも要求していく」という話をしていましたが、今日は持ち味を出していました。少しずつコンディションが上がっていると見てよろしいですか?期待していたより時間はかかっていますが、少しずつ上がっています。あのあと、実は2人で話をしまして、目標を設定しました。能力的には疑いがない選手です。違いを出せる選手です。対面したとき、相手はスピードで勝てない選手だと思います。2人で話して目標を設定したあと、彼はしっかり取り組んでくれています。少しずつ違いを見せてくれると思います。