栃木Cvs鹿島の監督コメント(JリーグYBCルヴァンカップ:2025年3月20日)
一覧へJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド 第1回戦 2025年3月20日(木)14:03KO CITY FOOTBALL STATION
試合終了
00前半0
0後半1
10SH11
4CK6
11FK18
1
- 69'濃野 公人
試合終了
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4CK6
11FK18
明治安田J1リーグ 第9節
2025年4月5日(土)14:00 Kick off
栃木シティ栃木C
[ 今矢 直城監督 ]
非常に効率的な内容だったと思います。オープンプレーから決定機を何度も作ったと思いますし、守備に関しても相手にものすごく多く決定機を作られたわけではないし、同じくらいの決定機で、もちろんPKはありましたけれども、選手は堂々と戦ってくれました。今日は選手たち全員を褒めたいと思います。
--J1の鹿島を迎えてしっかりと戦えたと思いますが、今日の成果をあらためて教えてください。公式戦でJ1のチームと対戦できる機会はなかなかないですから、そして相手がリーグ戦に出ているメンバーも含めて向かってきてくれたことに感謝します。その中の一つひとつのプレーが自分たちのレベルをさらに上へ引き上げてくれると思いますし、そんな試合だったかなと思います。
--決定機が数多くありました。栃木Cが押している時間帯やシーンも多くありましたが、もう一歩のところで要求したいことは何でしょうか?決定機のところまで行くと、技術やメンタルの部分は本人にしか分かりませんが、やはり鹿島アントラーズという名前に負けるところもあるのかもしれません。でも、そういうところで名前負けしない、その状況でも普段どおりのプレーをするためには、日々練習して、技術を高め、決め切るというところの決定力をつけること。そこに真摯に向き合っていかないといけないのだと思います。そういうところが勝敗を分けるのだとあらためて思っています。
--今日はリーグ戦にあまり出ていない選手たちも出場しました。ご覧になって個人的なパフォーマンスとして良いものを見せた選手はいますか?今日出場した選手たちは本当に全員が良かったと思います。臆することなくプレーしていましたし、積極的に守備も攻撃もできていたと思います。メンバーが代わっても継続して良い流れというものがピッチ上にあったと思います。もちろん、相手にボールを持たれる時間もありましたし、チャンスを作られる場面もありましたが、その中でも体を張ったり、ブロックしたり、相手に仕事をさせないという必死さが全選手から伝わってきました。だから、今日は個人の選手を挙げるのは難しいです。
鹿島アントラーズ鹿島
[ 鬼木 達監督 ]
今日のゲームに関しては勝ったことがすべてかなと思います。かなり両チームに決定機がある中で、勝ち切れたことが自分たちにとっては幸運だったと思います。もちろん内容的なところは修正が必要ですけど、こういう大会でしっかり勝ち切ることはやっぱり簡単なことではないので、そういう意味でいうと選手は最後よくやってくれたと思います。また次のステージに行けるように取り組んでいきたいと思います。
--相手の圧がそこまでない中で、自分たちでズルズル下がってしまった時間が多かったような気がします。特に前半の最初から少しラインは深かったと思います。ロングキックを蹴れる選手がいたということで、どうしても行くことによってひっくり返される、また相手も蹴ったあとのセカンドを狙っているというのが明確にありましたので、そこで少し下がってしまったかなと思います。ただ、自分たちのやっているサッカーはそういうことではないので、そこは前半も言い続けましたけどなかなか難しかった。後半は少しずつ意識はしていましたけど、ただ今日は体力をかなり削られる相手であり、そういうピッチだったので、そういう中でも(失点を)ゼロに抑えたことは評価すべきところではあるのかなと思います。
--リーグ戦になかなか絡めない選手も出場した中で、若い力の躍動などはどう捉えていますか?やっぱりなかなかチャンスがなかった中で、 体力的なところやコンディションのところでいくと少し重さがあったかなと思います。もっともっとできる選手だと思っています。随所に、局面、局面では技術面で光るものを出してくれたりしましたが、連続性、継続性というものは必要になってくると思います。今日のゲームからいろいろ学びながら成長してほしいですし、またサポートできるように、自分もアイディアやいろんなものを選手と一緒に共有できていけたらと思います。