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熊本vs鳥栖のマッチレポート・動画(JリーグYBCルヴァンカップ:2024年4月24日)

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鳥栖が昨年のリベンジに成功。横山が挙げた1点を守り切る


昨年の天皇杯3回戦以来となる対戦。ともにリーグ戦の直近のゲームから中3日とインターバルが短いこともあり、先発を入れ替えてのスタートとなった。ホームの熊本は明治安田J2第11節・岡山戦から5人を変更し、JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・福島戦に続いてGKには佐藤 優也が入った。そして、3バックの右に阿部 海斗、ボランチに三島 頌平、前線では右に大﨑 舜、中央で藤井 皓也が先発した。

一方の鳥栖はJ1第9節・鹿島戦から8人を変更。GKアルナウが今季初出場となったほか、最終ラインではCBの一角に上夷 克典、左SBに堺屋 佳介、ボランチには昨年の対戦で先制点を挙げた福田 晃斗が先発した。また、前線は右に樺山 諒乃介、左に横山 歩夢、トップ下には日野 翔太が今季初めてスタメンに名を連ね、ヴィニシウス アラウージョがトップに入る[4-2-3-1]の布陣となった。

立ち上がりからアグレッシブにプレッシャーを掛ける鳥栖は、速いテンポでボールを動かして熊本を押し込む。4分にヴィニシウス アラウージョが収めてつなぎ、横山がファーストシュート。熊本も8分、左のスローインから右へ展開し、阿部のクロスに大﨑が合わせるがヒットせず。9分に松岡 瑠夢が狙ったミドルシュートは枠を外れた。

ともにボールに対してタイトにプレッシャーを掛けることで頻繁に攻守が入れ替わる中、熊本が少しずつ相手陣内でボールを動かす時間を増やしていく。しかし、鳥栖も奪ってからの早い切り替えで応酬。19分にアルナウからのボールを受けた横山が左からクロスを上げ、21分には長澤 シヴァタファリからヴィニシウス アラウージョとつないで左から横山がカットイン、最後は樺山がシュートと続けてチャンスを作る。そして26分、上夷の中盤でのボール奪取から右へ開き、長澤がクロス。このこぼれ球を拾った横山が右足でゴールに突き刺して先制点を挙げた。その後、熊本もサイドからチャンスを作るが、決定的なシュートにはつながらず。鳥栖の1点リードで折り返した。

後半立ち上がりの50分、熊本は佐藤 優也からのパスを伊東 俊がつなぎ、藤井が持ち込んでシュート。その後の跳ね返りを大﨑、豊田 歩と立て続けに狙うが、ブロックされた。56分にもFKからチャンスを迎えるが、枠を捉え切れない。

自陣での時間が長くなっていた鳥栖は59分、樺山、日野、上夷を下げて長沼 洋一菊地 泰智キム テヒョンと一気に3枚を入れ替えた。さらに69分には藤田 直之を送り出し、福田をトップ下に配して対応。ボール保持を高めて少しずつ押し戻していく。

これに対して熊本は77分、大﨑と松岡を下げ、道脇 豊上村 周平をピッチへ送り出す。そこから再び押し込むと、86分、左に流れた豊田が送ったグラウンダーのクロスに道脇が飛び込む決定機。しかし、これはアルナウに抑えられ、88分には藤井が岩下 航とのパス交換からボックス内へ進入するも、ラストパスを送れない。

4分間のアディショナルタイムも熊本が攻め続けたが、鳥栖は最後までゴールを許さず逃げ切り。昨年の天皇杯の借りを返す格好で、鳥栖がFC東京との3回戦に勝ち上がった。

[ 文:井芹 貴志 ]
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2025年4月19日(土)14:00 Kick off

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